Sexy Zone、3周年イベントで浮き彫りになった課題 年末のテレビ露出でどう解決する?
Sexy Zoneが11月19日に新シングル『君にHITOMEBORE』をリリースした。また、11月16日にはCDデビュー3周年を迎えることから、同日には東京都内で記念イベントを開催した。
前作『男 never give up』が、メンバーのマリウス葉、松島聡を除き、佐藤勝利、中島健人、菊池風磨の3人のみでリリースすることになったことに対し、ファンからは反発の声もあがっていたが、今作『君にHITOMEBORE』もまた同じ3人でのリリースとなった。いっぽう、CDデビュー3周年イベントには、メンバー全員で出演したが、ジャニーズJr.のジェシー、平野紫耀、永瀬廉、神宮寺勇太、岩橋玄樹、松倉海斗、松田元太、半澤暁、増田良といったメンバーも出演していた。
イベントにはファン1万1000人が訪れ、アイドルグループとしての勢いを感じさせたものの、その方向性については今なおファンが疑問符を投げかけているのが現状だ。Sexy Zoneにとっての課題はどこにあるのか。ジャニーズの動向に詳しい佐藤結衣氏は、次のように語る。
「前作『男 never give up』が発売された際は、ファンの間で不買運動が広がるなどして物議を醸したため、今作も3人のみでリリースすることに対しファンの不満がいっそう募るかとも思いました。しかしマリウスさんや松島さんが、それぞれ別ユニットで活躍し、良い経験を積むことができたということはファンも納得しているのか、思いのほか前回より反発は少なかったようにも思います。ただ、CDデビュー3周年イベントで5人が揃ったことに対しては、多くのファンが素直に喜んでいたので、改めて5人でのCDリリースが待たれていることはより明確になったのでは。多くのファンはアイドルグループに対し、メンバー同士の絆や、理想とする男同士の関係性といったものも求めているので、必要なステップだったかもしれないとはいえ、グループの分断は辛いものだったでしょう。現在、Sexy Zoneが確実に5人揃ってメディア露出するのは、フジテレビTWOとNOTTVで視聴できる『Sexy Zone CHANNEL』のみで、多くのファンは大切な番組として捉えているといいます。彼らが早く5人で地上波番組に出てくれることを、多くのファンは願っているはずです」