夏木マリ、新曲は斉藤和義が手がける「説教ソング」 ジブリ宮崎吾朗のTVアニメに書き下ろし

 

 夏木マリが新曲「Player」を、スタジオジブリの『ゲド戦記』『コクリコ坂から』を製作した宮崎吾朗監督が手掛ける初のテレビ・アニメ・シリーズ『山賊の娘ローニャ』(NHK系)のエンディング・テーマとして書き下ろしたことが明らかになった。さらに、同曲は斉藤和義が作詞・作曲・プロデュース・すべての楽器の演奏・コーラスを務めていることも合わせて発表された。

 夏木はかねてより斉藤のファンで、これまでも「ポストにマヨネーズ」などの楽曲をカバーをしており、オリジナルソングを作って欲しいという思いを胸に秘めていたという。そして、一緒に食事に行った際に「私の歌を作って欲しい」と斉藤に直談判。快諾した斉藤は、夏木との会話の中で出てきた、彼女の生き方や考え方をテーマにして「自分への説教ソング」を作ったそうだ。

 同曲を書き下ろしたアニメ、『山賊の娘ローニャ』はBSプレミアムにて2014年10月11日から放送が決定している。

夏木マリからのコメント

長く仕事をしていると、時々いい事がある。
今回、「Player」という新曲が『山賊の娘ローニャ』のエンディングテーマになった。
歌い始めて40年目のご褒美だ。
この曲は斉藤和義氏に楽曲を提供していただき、今現在、私自身プレイヤーとしての思いを
和義さんが作品にしてくれた愛すべき1曲である。
今回期待のアニメ『山賊の娘ローニャ』の主人公ローニャの心意気をサポートできれば幸いだ。
フレッシュな主人公と少し成熟したエンディングテーマ。
老若男女に愛される時間になると、ほくそ笑んでいる。

斉藤和義コメント

お話を受けた時にイメージが説教かぁと思い、いろいろなアプローチを考えましたが、
打合せした時に、マリさんが話していたことをICレコーダーにとっていて、それを聞いたら歌になりました。
詞曲を作っている途中に「Player」という言葉を思いつき、インターネットで
マリさんの事を調べていたら、ご自分のジャンルを俳優でも歌手でもなく、「Player」と言っているのを発見して、それで、ああ、これは呼ばれているから大丈夫だと思った。そこから結構順調に進んでいきました。

■リリース情報
『山賊の娘ローニャ』
オープニング「春のさけび」(手嶋葵)/エンディング「Player」(夏木マリ)
発売:2014年11月19日(水)
価格:1,200円+税

収録曲:1. オープニング「春のさけび」作詞:宮崎吾朗 作曲:谷山浩子 編曲:武部聡志 歌:手嶌葵
    2. エンディング「Player」作詞・作曲:斉藤和義 歌:夏木マリ
    3.オープニング「春のさけび」カラオケ
    4.エンディング「Player」カラオケ

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