TOKIO、サマソニで喝采浴びる 専門記者が見た彼らの“ステージング力”とは?

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 デビュー20周年を迎えたTOKIOが、8月16、17日に千葉と大阪で同時開催された『SUMMER SONIC 2014』に出演し、大勢の観客を動員。TOKIOのファンのみならず、ロックファンからも賞賛の声が多数上がっている。この日のライブを目の当たりにした音楽誌のベテラン編集記者は、TOKIOのパフォーマンスについて以下のように熱弁する。

「今回のライブの少し前、北海道のフェス『JOIN ALIVE』で彼らの演奏が盛り上がったというニュースが流れたことが、集客を増したひとつの要因かと思います。『普段見ないジャニーズのアーティストを見てみたい』と興味本位や冷やかしのつもりで観にきた客も多かったでしょう。しかし、バンドとして20年のキャリアを持ち、円熟味さえ感じさせるTOKIOのパフォーマンスは、観客が予想していたより遥かに優れていて、耳の肥えたロックファンをも引き込む力のあるものでした。まずは『宙船』や『AMBITIOUS JAPAN!』といった、多くの人の耳に馴染んだヒット曲で心を掴み、そこから堂々たるパフォーマンスを展開、最後の『LOVE YOU ONLY』では、観客がこの日一番の大合唱をしていました。そのステージングには、ジャニーズならではのエンターテイメント精神が溢れていると同時に、ロックバンドとして真剣に音楽と向き合っている姿勢が感じられました」

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