乃木坂46生駒里奈の総選挙14位をどう見る? ミスiDレイチェルが「グループに与える影響」を分析

「生駒さんは、乃木坂46というグループが大好きなので、メディアの場やライブ、舞台公演などでも、自分のことよりグループのことを考えて発言することが多いです。そんな彼女だからこそ、ファンやメンバーは兼任でよかったと思えるし、グループの代表として、彼女を応援してあげたいと思えるのかもしれないですね」

 レイチェル氏は続けて、生駒の活躍によって他メンバーのメディア露出が増え、AKB48とは違う場で活躍できるメンバーも現れるのではないかと予測する。
 
「AKB48はバラエティ番組への出演も多いので、元々『乃木どこ』でバラエティ慣れをしていた生駒さんが、ゴールデンタイムの地上波バラエティ番組などで、AKB48のメンバーとして活躍することが楽しみです。その出演をきっかけに他メンバーがバラエティ番組に出演することも多くなるかもしれません。また、乃木坂46は舞台公演やCDの特典映像など、演技に軸を置いた活動も行っており、井上小百合さん、樋口日奈さんは舞台『帝一の國』に出演したり、映画では能條愛未さんが『死の実況中継 劇場版』に、中田花奈さんは『デスブログ 劇場版』、伊藤寧々さんは『杉沢村伝説 劇場版』でそれぞれ主演を務めるなど、徐々に女優として活躍しているメンバーも増えています。生駒さんの活動が業界関係者の目に留まることにより、舞台の上での彼女たちに注目が集まれば、テレビ以外の様々な場面でも乃木坂46メンバーの活躍を目にすることが増えてくるかもしれません」

 乃木坂46は、すでにテレビ露出の多い白石麻衣や、橋本奈々未といったメンバーの他にも、『16人のプリンシパル trois』で活躍した若月佑美や生田絵梨花など、演技力に定評のあるメンバーが多く在籍している。生駒の兼任メンバーとしての活動をきっかけに、これらのメンバーが他メディアや舞台などで活躍する日もそう遠くはないのかもしれない。

(文=中村拓海)

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