AKB48が出演番組の“問題点”を討論 島田晴香「若手メンバーばかり推すのをやめるべき」

 『AKBINGO!』の5月21日放送回にて、AKB48のメンバーが同番組の改善案を考える企画「AKBINGO!総点検プロジェクト」が放送された。

 6年半の歴史を持つ同番組を良くするための改善案を各メンバーが提出し、その案について反対派と賛成派に分かれて討論し合うという今回の企画。

 1つ目に読み上げられたのは島田晴香の「『AKBINGO!』は若手メンバーばかり推すのをやめるべきである」というもの。この案に対して”賛成”の意を表明したのは、MCのバッドボーイズ清人と島田、北原里英と内田眞由美の4人。残りの11人は全て”反対”に移動してしまった。これについて島田が「毎週『AKBINGO!』を録画予約してたんですが、若手メンバーが推されすぎてて、録画予約を止めました。30分の番組で、岡田奈々ちゃんの”真面目企画”を3週分、つまり1時間半ですよ! 西野未姫の”泣き虫キャラ企画”は2週分......。取り過ぎでしょ! 尺!」と”三銃士”など、12期以降のメンバーが多く取り上げられていることに対し、怒りを露わにした。この怒りに対し、バッドボーイズ佐田が「でも面白かったもん」と若手メンバーへのフォローを入れると、すかさず島田が「面白くなかったな~」と返し、これには若手メンバー一同も苦笑いするしかなかった。

 その後、島田への反論として、岡田が「キャラ作りはAKB48にいるうちは大事だと思うので......」と、自身のキャラクターをアピールするために必要な時間だったことを説くと、西野が「島田さんは”ごっつい”キャラが付いてるからもう出なくてもいい」と島田に攻撃を加える。内田が「何年もやって来て(キャラを)付けられた。早くからキャラを欲しがるのは欲張りなんじゃないか」と、ベテランならではの意見を述べると、北原が「キャラ付け企画は分かるけど、三銃士のゴルフ企画は何?」と語り、2013年7月23日に放送された映像を再度確認。室内用のパターゴルフで遊ぶ3人が淡々と放送されただけの映像に対し「地上波とは思えない」と辛口コメントを述べた。この問題について、担当ディレクターが「何の目的があるとおっしゃいますけど、画が持つんですよね。オチなんかいらないんですよ」と語ると、北原「いつの間にそんな甘くなったんだ『AKBINGO!』は!」と 番組に喝を入れた。

 また、”画が持たない”側の島田は「私、ネット上で小嶋に顔が似てるって言われてるんですよ」と、突然語りだし、実際に画像を検証。誰の目から見ても似ていない画像に対し、込山が「似てたら島田さんはもうちょっと人気あると思う」と、毒舌を吐いた。

 そして、特別ゲストとして番組を見学していた”大人AKB”の塚本まり子が登場。これまでの意見に関して「私は37歳なんですが、AKB48の中では若手になるんでしょうか?」と質問。「芸人と同じで年齢関係無く、入った順番で先輩後輩になる」というルールの為、”若手”になることを告げられた塚本は「そうですね......。あれ、どんな議論でしたっけ?」と、天然ぶりを見せつけ、番組の空気をリセットした。

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