長瀬智也はマニアも唸るヴィンテージギターを使用
ジャニーズ初、サマソニ出演決定のTOKIO ロックバンドとしての「実力」は?
また、楽曲面でも面白いところがあると、同氏は続ける。
「TOKIOは2006年から大物アーティストとのコラボレーションにも力を入れていて、同年には中島みゆきが『宙船』を、2007年には甲斐よしひろが『ひかりのまち』と『ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)』を、長渕剛が『青春 SEISYuN』を、それぞれ提供しました。ロックバンドに軸足を置きながらも、日本の歌謡曲的なアプローチにも意欲的に挑戦していて、それが彼らの演奏にある種の“熱さ”や“男臭さ”を付与していました。歌に重きをおいて、聴かせるところはしっかりと聴かせるスタイルは『ジャニーズだから』という色眼鏡抜きに、ひとつのバンドとして評価するに値するのではないでしょうか」
TOKIOにとっても大きな挑戦となる今回の試み。大物バンドが多数出演する中、彼らのプレイは果たしてどう受け止められるのだろうか。
(文=松下博夫)