飯豊まりえ、成海璃子、早乙女太一らが出演 『連続ドラマW コールドケース2』第3弾ゲスト発表

 ワーナー・ブラザース・テレビジョン製作の米国ドラマ『コールドケース』の日本版『連続ドラマW コールドケース2 〜真実の扉〜』(WOWOWプライム)より、第3弾登場ゲストが発表された。

 本作は、神奈川を舞台に、女性刑事・石川百合(吉田羊)が率いる県警捜査一課のチームが、未解決事件に挑んでいく模様を描いた物語。永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らが百合とともに事件を解決するメンバーとして出演するほか、毎話でゲストが登場して作品を彩る。

 第7話のサブタイトルは『光と影』。劇作家・蓬莱竜太が脚本を手がける本作は、2008年のとある小劇団を舞台に繰り広げられる。初舞台の本番直前に劇場の外で殺されてしまう神林イサム役で井上芳雄が出演し、蓬莱とは『正しい教室』以来のタッグとなる。そんな神林に恋心を抱く自称アイドル・田山芳美役には飯豊まりえ、そして劇団の演出を務める偏屈な新屋拓真役には北村有起哉が名を連ねた。ミュージカル界で活躍する井上が、売れない小劇団で役者を夢見る若者を演じる姿も見どころだ。

 第8話のサブタイトルは『17歳の母』。“ルーズソックス”“ガングロ”などというブームを巻き起こした女子高生“コギャル”全盛期の1996年を舞台に、女子高生の妊娠と出産、そしてその“赤ん坊”を取り巻く物語となっている。17歳の妊娠、出産に大きく戸惑う女子高生・皆本美姫役を山田杏奈が演じ、ルーズソックスとミニスカートに身を包んだ当時の
“コギャルスタイル“にも挑戦している。そして、ひき逃げ事故で命を落とす赤ん坊の父親とされる男子高生・杉田武史役には坂東龍汰が扮する。女子高生ブームという時代感を背景に繰り広げられる、悲しき物語に注目だ。

 第9話のサブタイトルは『シベリアの涙』。1954年を舞台に、謎の死を遂げた女性新聞記者とシベリアからの帰還兵の恋を描く。超一流の女性記者として第一線で活躍するも、謎の溺死体で見つかる藤沢智世役を成海璃子が演じ、そんな彼女と一目で恋に落ちるシベリアからの帰還兵・土岐田隆三役を早乙女太一が務める。アメリカから取り寄せた白黒フィルムを使用して再現された1954年の世界観、そしてその中で繰り広げられる恋の行方を追う。

 本作は10月13日より、WOWOWプライムにて、毎週土曜22時から全10話で放送される。残すは第10話のゲストのみとなった本作の続報にも期待だ。

 また、今回のゲスト発表にあわせて、ゲストからのコメントも公開された。

ゲストコメント一覧

井上芳雄

今回演じさせていただいたのは、俳優を目指して劇団のオーディションを受ける青年の役だったのですが、よく知っている世界ではありますが、俳優役を演じるのは初めてでしたので、自分を振り返る想いで挑みました。また、実際に舞台セットでの撮影や、稽古場でのシーンもあり、追体験をしているような感覚で演じました。蓬莱さんの脚本で演じられたこと
は嬉しかったですし、共演者の方も皆さん素敵な方で、いい時間を過ごさせて頂きました。

飯豊まりえ

今回演じさせていただいたのは、俳優を目指して劇団のオーディションを受ける青年の役だったのですが、よく知っている世界ではありますが、俳優役を演じるのは初めてでしたので、自分を振り返る想いで挑みました。また、実際に舞台セットでの撮影や、稽古場でのシーンもあり、追体験をしているような感覚で演じました。蓬莱さんの脚本で演じられたこと
は嬉しかったですし、共演者の方も皆さん素敵な方で、いい時間を過ごさせて頂きました。

北村有起哉

新屋は舞台の演出家ということで、自分も舞台出身ですので、自然と演出家としての役が、自分の体験談や記憶から紡ぎ出せたところがありました。いろんな演出家にお世話になったので、あらゆる人を想像しながらそれをパズルのように繋げて演じました。コールドケースという作品は、全体を通して、字通りある種の冷たい世界観があり、そこが魅力なのですが、そこに違った色も足せたらいいなと思い演じました。

山田杏奈

吉田羊さんなど、出演されている皆様が尊敬する先輩ばかりでしたので、作品に参加させて頂く事ができて嬉しかったです。17歳で母親になる役ということで、最初は自分にできるか不安でした。でも、不安なのは、演じる役の美姫も同じだと思いますし、私も17歳なので、子供と大人の間にいる葛藤やもどかしさなど共通するところがあり、リアルなその年代
の感性を大事にしてやらせていただきました。

坂東龍汰

シーズン1を見て、大好きな作品でしたので、撮影前から楽しみでドキドキしていました。さらに、こういう大きな役をやらせて頂くのは初めてでしたので感謝の毎日でした。自分が演じる杉田武史は90年代の高校生で彼女を妊娠させてしまいます。その立場に自分がなっていたらと考えて演じるとともに、そのような中でも、色々と決断を下していく武史の強い
意志に胸を打たれました。

成海璃子

素晴らしい脚本で、相手役の早乙女さんも本当にぴったりの役柄で、今回、初めての共演でしたが、ご一緒できて良かったです。また、モノクロフィルムでの撮影もなかなかないことですので貴重な経験でした。今回、演じる藤沢智世は1954年という時代に記者として力強く生きた女性です。実際、過去の時代というのはイメージすることしかできませんが、智世が素敵に見えるようにといつも意識して演じていました。

早乙女太一

今回、舞台は60年以上前で、演じた土岐田隆三は、シベリアからの帰還兵ということで、想像できない部分が大きく、不安でしたので事前に色々と調べて撮影に臨みました。シベリアの収容所での生活を経験した土岐田の抱える苦しみは計り知れないと思います。シベリア抑留のことを今までそんなに知らなかったので、こうして色々と調べて、こういう形で、自分が演じられて、本当に良かったと思っています。

■放送情報
WOWOW『連続ドラマW コールドケース2 〜真実の扉〜』
10月13日(土)よりWOWOWプライムにて放送スタート
毎週土曜22:00~(全10話)
監督:波多野貴文、内片輝、守下敏行
脚本(話数順): 吉田康弘、酒井雅秋、野木萌葱、瀧本智行、蓬莱竜太、瀬々敬久
音楽:村松崇継
撮影監督:山田康介、榊原直記
出演:吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和
第7話:井上芳雄、飯豊まりえ、村川絵梨、山本圭祐、深水元基、北村有起哉
第8話:山田杏奈、坂東龍汰、木竜麻生、小野莉奈、広澤草、佐藤貴史、藤谷美紀、田中健 中村優子、峯村リエ、片岡礼子、小市慢太郎
第9話:成海璃子、早乙女太一、小林涼子、中島歩、石崎なつみ、岩本多代、山本圭、岩井堂聖子、筧美和子、木場勝己、水野久美、竜雷太 
(c)WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production
公式サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/coldcase2/

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