楡野鈴愛、“マグマ大使の笛”で律を呼びかける! 『半分、青い。』幼少期編で紡がれる絆

『半分、青い。』幼少期編で紡がれる絆 

 『マグマ大使』の映像で幕を開けたNHKの連続テレビ小説『半分、青い。』第2週。先週に引き続きヒロイン・鈴愛の幼少期、親と子供同士の絆の一場面が描かれた。

 鈴愛(矢崎由紗)と律(高村佳偉人)、生まれたときからの仲であり、鈴愛の母・晴(松雪泰子)と律の母・和子(原田知世)も同じ日に同じ病院で子供たちを出産した。第7話の冒頭では、和子が晴をお茶に誘い出す。律は「内緒にしてくれ」と前置きした上で「ノーベル賞を獲る」という夢を鈴愛に伝えたが、鈴愛はそれを和子に話し、さらに和子は晴にそのことを伝える。律に対して、賢すぎて友達ができにくいと考えていた和子だったが、「律は、鈴愛ちゃんのおかげで、夢を語る相手を持ったと思っています」と晴に感謝を伝えた。律にとって鈴愛の存在は、かけがえのないものだった。和子に「ありがとう。いつか、言いたかったの」と言われた晴は、「そんな、やめて」と返す。その後にコップが倒れて笑い合う2人の姿は、母親同士の温かいつながりを感じさせた。

 先週の放送回では糸電話の実験をした、鈴愛、律、ブッチャー(大竹悠義)、菜生(西澤愛菜)の4人。ブッチャーは律の診察待ちをしている最中に、「律に何かあったら、どうしたらええんや! 俺はあいつしか友達がおらん」と泣きべそをかく。お金持ちのブッチャーがクラスメイトによくミニカーを配っていた様子を見ていた菜生は「いっぱいおるやんか」と諭すが、ブッチャーは父親から「お金でつながった関係はあかん」と言われていたことを明かし、いつも堂々としている自身の内面にあった、お金持ちの家の子ならではの悩みを吐露した。

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