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宇宙級のヒット作をもち、ジャンル/世代を超えたクリエイターたちに未だ絶大な影響を与え続ける、世界で最も洒脱な作曲家/アレンジャー/プロデューサー。
28年、アメリカ・カンサス生まれ。ハイスクール時代にジャズ(特にビバップ)に感銘を受け、40年代にピアノ奏者としてバンド活動を始める。その後、大学でクラシックの音楽家に師事し、作曲の勉強を本格的に開始。卒業後、ニューヨークでピアニストとして活動するなか、ポリー・バーゲン、エイムス・ブラザーズ、マレーネ・ディートリッヒといった超大御所アーティストらに伴奏者/アレンジャー/指揮者として指名され、一気に名を挙げるに至った。
57年から作詞家ハル・デヴィッドとタッグを組み、たおやかで洗練を極めたポップ作品を続々と産み落としていく。2人が楽曲を提供したアーティストは、ディオンヌ・ワーウィック、カーペンターズ、B.J.トーマス、ダスティ・スプリングフィールド、アレサ・フランクリン、スタイリスティックスなどなど、枚挙にいとまがない。また、映画音楽においてもズバ抜けた手腕を誇り、『アルフィー』『何かいいことないか小猫チャン?』『明日に向かって撃て!』『007/カジノ・ロワイヤル』『ミスター・アーサー』などがその代表作である。
現在でも現役バリバリのバート・バカラックだが、エルヴィス・コステロとコラボレイトした『ペインテッド・フロム・メモリー』(98年)や映画『オースティン・パワーズ』『オースティン・パワーズ・デラックス』への出演などは特に記憶に新しい。ちなみにマイケル・ジャクソンがカヴァーしたことでも知られる「イッツ・ザ・フォーリング・イン・ラヴ」をヒットさせたキャロル・ベイヤー・セイガーが、バカラック夫人。

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