WONK、SHINICHI OSAWA、Chim↑Pomらが表現する音楽&アートの“最先端”を体験

『TOKYO CUTTING EDGE vol.02』レポ

 エイベックス内の音楽レーベル<cutting edge>が主催する音楽イベント『TOKYO CUTTING EDGE vol.02』が、7月6日に東京・恵比寿LIQUIDROOMで開催された。「TOKYOから本当に良いと思える音楽やライブを届ける」というコンセプトを持つ本イベント。2017年12月の『vol.00』には大森靖子とTK from 凛として時雨、今年4月の『vol.01』にはLUCKY TAPES、ビッケブランカ、Saucy Dogを招き、ジャンルの括りにとらわれないブッキングで良質な音楽を提供してきた。

 初のオールナイトイベントとなる今回の『vol.02』には、ライブアクトとして長岡亮介、jan and naomi、WONKの3組、DJアクトとしてSHINICHI OSAWA(MONDO GROSSO)、EYE(BOREDOMS)、AYASHIGE(WRENCH)の3組が参加。会場はBashicoによるバルーンディスプレイで彩られ、アーティスト集団のChim↑Pomによるインスタレーションも行われるなど、音楽はもちろんさまざまなアートを体感することのできる、まさに東京の“cutting edge=最先端”を提示するパーティーとなった。

 イベントは深夜24時に開演。まずはAYASHIGEがアシッド感のあるアンダーグラウンドなテクノセットで会場を徐々に温めていく。黒い緞帳で覆われたフロアには、いくつかの小さな風船を中に含んだ大きなバルーンが何個も浮かんでおり、カラフルに色を添える。バルーンはそれほど強度が高くないようで、割れると中の小さな風船がこぼれ落ちて、それをフロアのお客さんが投げたり弾いたりと、何ともピースフルな光景が生まれる。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ライブ評」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる