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SMAP草彅・香取、KAT-TUN亀梨、NEWS加藤……ジャニーズ出演ドラマは今期なぜ増えた?

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(C)タナカケンイチ

 今月から順次放送開始する、2016年1月期の新ドラマ。そこで注目すべきは、ジャニーズの出演する作品が通常より多く含まれていることだ。

 前期のジャニーズ出演作は、山下智久の『5→9~私に恋したお坊さん~』をはじめとした3作だったが、今期では倍の6作に。演者にはSMAPの草彅剛、香取慎吾からKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔までジャニーズ各世代の演技派が集い、シリアスな刑事ドラマから正統派の恋愛ドラマまで、幅広くカバーされている。

 俳優としての彼らの実力は言うまでもないが、今期になって何故、ジャニーズメンバーの出演数が増えたのか。ジャニーズの動向に詳しいライター・佐藤結衣氏に聞いた。

「ひとつ理由として言えるのは、最近になってジャニーズメンバーの個性が定着し、演技の幅も広がってきたことです。たとえば『フラジャイル』(1月13日22:00~ フジテレビ系)で病理医を演じるTOKIOの長瀬智也さんは、過去にも『クロコーチ』の汚職刑事役など、他のジャニーズにはこなせないような難しいキャラクターを演じ切ってきました。長瀬さんの演技には、いつも彼にしか出せないカラーが出ていますよね。同じことは、SMAPにも言えます。『スペシャリスト』(1月14日21:00〜 テレビ朝日系)の草彅剛さんが、『家族ノカタチ』(1月17日21:00〜 TBS系)の香取慎吾さんと同じ役ができるか、依頼されるか、と言ったらそうではないと思うのです。それぞれ俳優としてのイメージやキャラクターが立ってきたことで、「この役だったらこの人」という棲み分けが出来てきたのではないでしょうか。また、ジャニーズ全体の動きとして、新規ファン獲得を目指した、より積極的なメディア展開が最近増えています。出演するジャンルもさまざまですし、これだけの数のドラマに出演すれば、視聴者全体をカバーできるという思惑もあるのかもしれません」

 また、佐藤氏は俳優としてのSMAPについても、こう語る。

「SMAPは、その人気のみを見込んでキャスティングされる時期が過ぎ、各方面から演技力が認められている存在。最近は、作品自体に魅力のあるドラマで起用されることが多くなりました。今回の『スペシャリスト』『家族のカタチ』でも、刑事ドラマ、ホームドラマという老若男女が楽しめそうな内容が先にあって、そこに草彅さんと香取さんが起用された、という経緯じゃないかと思います。ここ数年では重鎮の俳優さんが脇を固めることも増えていますし、SMAPも今後さらに俳優としてのキャリアを伸ばしてゆくでしょう」

 これらの作品以外に注目すべきは、土曜日の3枠。亀梨和也(KAT-TUN)の『怪盗 山猫』(1月16日21:00〜 日本テレビ系)、加藤シゲアキ(NEWS)の原作・出演『傘をもたない蟻たちは』(1月9日23:40〜 フジテレビ系)、そして今期の最若手となる藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)の『MARS~ただ、君を愛してる~』(1月23日24:55〜 日本テレビ系)。なかでも佐藤氏が大きく期待を寄せるのは、2012年に小説家デビューした加藤シゲアキの『傘をもたない蟻たちは』だと言う。

「原作は昨年6月に出版された最新作で、今回、初めて映像化されます。『仮面ライダーW』で注目を集めた俳優・桐山漣さんが主人公を務め、加藤さんは彼の幼馴染役として出演することになりました。今回、主演が桐山さんということで、ジャニーズファンでない視聴者でも先入観なく観られるのでは。また、そもそも“原作を書いた作家自身が出演するドラマ”というのはジャニーズでなくとも珍しいので、どのように表現されるのか、良い意味で想像がつきませんね。ファンとしては作家・加藤シゲアキの原作を、アイドル・俳優の加藤シゲアキがどう演じるのか、という点にも要注目。彼のチャンスの時として、見逃せない作品です」

     
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