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嵐・二宮和也、自作ではないソロ曲で見せた新境地 グループのライブ重視と俳優業が背景に?

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(C)タナカケンイチ

 『Japonism』収録の二宮和也ソロ曲「MUSIC」が興味深い。これまで二宮のソロ曲といえば、二宮本人が作詞・作曲を手がけることがほとんどだったが、今回は敢えて作家陣に制作を委ねたという。

 作詞は、嵐の「TRAP」「Starlight Kiss」「Love Wonderland」「P・A・R・A・D・O・X」を手がけたAKIRA、作曲は「ユメニカケル」の古川貴浩、編曲は「TRAP」「サヨナラのあとで」「P・A・R・A・D・O・X」を手がけた吉岡たくが担当。二宮が制作に関わらなかったソロ曲は、磯貝サイモンが作詞・作曲を手がけた「秘密」(アルバム『One』/2005年)以来、2曲目となる。

 二宮が制作する楽曲は、いわゆる嵐のイメージからは少し離れたもの、特に男女の恋愛や家族について描いた物語性の強い曲が多い。ソロ曲ということもあり、嵐の二宮和也というよりは、「二宮和也」個人として、自身の思い描く世界を存分に形にしている印象がある。

 今回、『オリ★スタ』(11/2号)のインタビューで、二宮は「いつも限られた時間の中で頑張って作ってたので、完全に人の曲を歌うってのもアリだな、って満足してます。今回は敢えてこだわりは捨て、ディレクション通りに歌いました」と、「MUSIC」がこれまでのソロ曲とは違うマインドで生み出された楽曲であることを明かした。同インタビューで松本潤は「それぞれのエンタテインメント性をソロ曲で表現できないかというのもあったから。だから、これまでの自分の好みではなく、ライヴでどうやるかっていう上で、みんな敢えて違う路線だったり、喜んでもらえるであろう路線に分かれてる」と、『Japonism』のソロ曲はライブで披露することを意識したものであることを語った。

 「MUSIC」は、まさにライブ映えする一曲で、電子音がふんだんに使用されたアップテンポなダンスナンバー。「8bitの荒れたSamplingで」という歌詞は、ゲーム・ミュージックを想起させる。ゲーム好きとして知られる二宮のパーソナリティーが反映された楽曲と、このようなテイストの曲を二宮が歌うことに対する意外性が、多くのリスナーを喜ばせたのではないだろうか。とは言っても、また二宮の手がけた楽曲を聴きたいというファンがいるのも間違いないだろう。

 12月12日からは映画『母と暮せば』、12月28日放送『赤めだか』(TBS系)、2016年1月3日放送『坊っちゃん』(フジテレビ系)への出演と、俳優業での活躍も続く。『母と暮せば』の吉永小百合との共演で多くの刺激を受けたという二宮は、限られた時間の使い道を今は演技に費やしたいという思いがあるのかもしれない。様々な活動を経たことにより、パワーアップして生み出されるであろう二宮の自作曲、彼の活躍を見守りながら楽しみに待ちたい。

(文=竹上尋子)

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