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嵐、なぜ6年ぶりの『カウコン』司会に? 期待される“原点回帰”と他グループとの絡み

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(C)タナカケンイチ

 ジャニーズ事務所の大みそか恒例イベント『ジャニーズカウントダウンライブ(通称:カウコン)』の生中継が、フジテレビ系で2年ぶりに復活。嵐が司会を務めることが先日報じられた。嵐は、2009年以来、6年ぶり4度目の司会を担当する。ここ数年、大みそかは『NHK紅白歌合戦』の司会を5年連続務めていた彼らだが、今年の年納めは大勢のジャニーズファンの前で、ということになる。

 今回の嵐の『カウコン』司会について、ジャニーズの動向に詳しい芸能ライター・佐藤結衣氏に話を聞いた。まず、嵐が司会を務める今回の見どころはどのようなところだろうか。

「大みそかは、これまでも紅白の司会を務める彼らの姿をたっぷりテレビで見ることができていましたが、『カウコン』は自分たちのコンサートに近いイメージなので、紅白の司会では見ることができない、嵐のメンバーのリラックスした姿を見ることができるのでは。また、司会を担当するグループのキャラによって、全体の雰囲気も変わってくると思います。嵐特有のわちゃわちゃした感じの空気がある『カウコン』になりそう、と嵐好き以外のジャニーズファンの期待も高まっているのではないでしょうか」

 楽曲披露はもちろん、合間に設けられたMCで見られる、ふだんあまり共演のないグループ同士の絡みにも期待できるという。

「ジャニーズJr.のメンバーと嵐の絡みは珍しいので、ぜひ見てみたいですね。また、Hey! Say! JUMPの知念侑李さんが大野智さんに憧れていたり、Sexy Zoneの菊池風磨さんが櫻井翔さんに憧れて慶応に入ってかわいがられているなど、それぞれのメンバーと嵐の関係性が見えることも楽しみです。KinKi Kidsなどの先輩と嵐の絡みもテレビではあまり見ることができないシチュエーションなので、なかなか共演のないメンバー同士の絡みが『カウコン』を通して実現できたらいいですね』

 しかしながら、今回の6年ぶりの司会起用には、なにか事情があるのだろうか。

「テレビの生中継こそありませんでしたが、2014年の『カウコン』は、ファンの間で異論が出ました。近藤真彦さんのアニバーサリーイヤーだったこともあり、近藤さんと他グループのコラボ中心に展開されていく、ソロコンサートのような内容だったんです。今回の嵐の起用は、ファンからの信頼を取り戻すという事務所側の意図を感じます。嵐自体も、ここ数年、紅白司会や出場のため『カウコン』には出たり出なかったり、という状況でファンからの不満の声が高まっていました。今年はうまい具合にことが進んだな、という印象です」

 この重要なタイミングでの起用、そこからは事務所における嵐というグループの立ち位置の変化も感じられるという。

「嵐が紅白の司会を始めた頃は、成長過程にいた時期ということもあり、彼らの認知度をあげるという目的意識が先行していました。しかし、今や先輩として後輩を、またジャニーズ事務所全体を盛り上げていく側に立っているんだということを、今回の起用で改めて感じました。嵐の人気は不動のものとなっていますし、グループとしての人気ではなく、ジャニーズ事務所全体への貢献が重要視されるようになってきているのかもしれません」

 今回の嵐の司会起用は、『カウコン』のあり方をファンに向けて再定義する重要な一歩となりそうだ。ジャニーズ全体の価値を見直し、高めていく。嵐のアルバム『Japonism』からの“原点回帰”の流れは、『カウコン』にも反映されているのかもしれない。後に控える出演者の発表についても、楽しみに待ちたい。

(文=竹上尋子)

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