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Mr.Childrenが見せた「4人のロックバンド」としての覚悟 鹿野 淳が日産スタジアム公演をレポート

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 リリースをする前に、ファンクラブツアーで10曲以上の新曲を突然披露し話題となり、その後久し振りのシングル“足音 ~Be Strong”のリリースを経て3月には25万人を動員する全国アリーナツアーを回るが、そこでもセットリストの多くは未だ作品化されていない新曲が大半を占めるという大胆な作戦に打って出たMr.Children。

 その後アリーナツアーのファイナルの日に2年7ヶ月ぶりのアルバム『REFLECTION』をドロップするが、それは{Neked}(23曲ヴァージョン)と{Drip}(14曲ヴァージョン)の二つがあり、ハイレゾ音源によるUSBでのリリースなど、音楽リスニング環境が過渡期を迎えている中で、国民的バンドが自ら音楽リスナーや音楽業界や音楽シーンに揺さぶりをかけたのは記憶に新しい。

 そのMr.Childrenが全10カ所16公演による「Mr.Children Stadium Tour 2015 未完」を現在行っている。筆者はその75万人を動員する予定のツアーの11公演目にあたり、一度に69000人ものファンを集めた、9月5日日産スタジアムでのライヴを魅せて、いや、見せて頂いた。このレポートはその素晴らしきライヴと、今のMr.Childrenが如何に新しい「再出発」を遂げているのか? を読み解くものである。

 ちなみに彼らのツアーは9月20日の大阪まで続くので、アルバム『REFLECTION』収録曲と、他に2曲以外の掲載は不可となっているが、ここでは曲名は一切出さず、MCから喚起させる曲が一曲ある以外、ほぼライヴの演出を含めて詳細は出て来ないものだと思って欲しい。つまりネタバレは無いということだが、逆に言えば、彼らのライヴをリアルに知りたい人には物足りない情報しか出て来ないことを、ご理解頂きたい。

 何しろ今回のライヴは素晴らしかった。彼らが動くと、基本はアリーナかスタジアム、もしくはドームでのものとなるので、そのスケール感は今までのツアーも大きなものだったが、今回は「Mr.Childrenのライヴの演出や仕掛け」が素晴らしかったのではなく、「Mr.Children自体が素晴らしかった」ということをまず、伝えたい。簡単に言えば、このライヴをもって如何に今、Mr.Childrenの4人と、そのバンドという生命体が脂が乗っているかがわかったということだ。

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