Mayday香港公演レポートーー『Do You Ever Shine?』初披露、flumpoolのサプライズ出演も

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ダブルアンコールで披露された「Do You Ever Shine?」。

 シングル『Do You Ever Shine?』を6月4日にリリースする台湾出身の5人組ロックバンド、Mayday。フジテレビ系テレビドラマ『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』の主題歌として現在オンエアされている同曲「Do You Ever Shine?」は、5月29日に開催されたMaydayの7日間に及ぶ香港公演のセミファイナルで、約1万人の観客の前で初披露された。

 1999年にデビューしたMaydayは、アジア全域で圧倒的な存在感を放つスーパーバンドだ。台湾のグラミー賞と呼ばれる「金曲賞」では最優秀バンドを4度受賞。ライブにおいては、これまでのライブの動員数が1000万人を超えるという。

 筆者が今回目撃した香港公演もまた、ロックバンドとしての高い演奏力を軸としたエンターテイメント性にあふれるものだった。中国やイギリス、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンなど世界各国でライブを行ってきた彼らだけに、ステージ演出も盤石のスケール感。さらに、アンコールでは共演経験のあるflumpoolがサプライズ出演も果たすなど、約4時間に渡るライブは数々のトピックスに彩られていた。

 その中でも特に印象的だったことは、「Do You Ever Shine?」をリリースした日本ではなく、香港で初披露したこと。そして、その盛り上がりの大きさだ。同曲を歌い終えた後にボーカルの阿信(アシン)が「僕らは結構キャリアが長いのに、これだけ早いテンポの楽曲を書いたのは本当に久しぶり」とMCで言っていたが、そのアグレッシヴなサウンドに香港の観客はすぐさま反応した。怪獣(モンスター)のギターソロ、阿信のシャウトに会場はこの日一番の熱気に包まれ、言語の壁を越えて熱狂させることができるMaydayの演奏力と楽曲のクオリティ、そして人気の高さを実感することができた。

 同じく「初披露」としては、flumpoolが香港でライブを行ったことも挙げられる。これまでに両者にはflumpoolの武道館公演や『MUSIC STATION』での共演、楽曲コラボレーションなど、いくつかの接点があり、このライブでは阿信が中国語詞を作詞したflumpoolの「証」の中国語版「証明」と、Maydayの代表曲のひとつである「OAOA」の2曲を共演。特に「OAOA」ではサビで会場全体が「OAOA」とシンガロングし、この夜でも屈指の一体感が生まれていた。

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ステージ上にMaydayとflumpoolが揃うスペシャルな演出に、観客はサイリウムを振り、盛り上がる。

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