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宇野維正が5月18日Zepp Tokyo公演を分析

逆輸入版きゃりーが見せた「100%の本気」 音圧もスピードもアップした”日本公演”レポート

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宇野維正
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5月17日、18日にZepp Tokyoで『KPP NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014』の東京公演を行ったきゃりーぱみゅぱみゅ。

 2月13日にシアトルで幕を開け、6月28日のバンコクでフィナーレを迎えるきゃりーぱみゅぱみゅ2回目のワールドツアー、NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014。各都市で2.000〜3.000人規模のライブハウスをソールドアウト、シドニー公演では急遽さらに大きな会場に変更になるなど、世界中でファンを熱狂させているきゃりーが、5月17日と18日にZepp Tokyoで「日本公演」を行った。このワールドツアーの一環としての「日本公演」、昨年行われた初のワールドツアーでは日本の各都市もツアーに組み込まれていたが、おそらくは多忙を極めるスケジュールのためだろう、今年は東京公演のみというプレミアム性の高いものに。2000人規模のスタンディングのライブハウスできゃりーのライブをフルセット見られる機会は現段階でも貴重だし、今後はさらに貴重なものとなっていくだろう。

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 今年の1月に行われた横浜アリーナ公演については、以前本サイトの記事【きゃりーが見せた未来型エンターテインメントーー横浜アリーナ公演の画期性とは?】にも書いたように、新しいエンターテインメントの在り方を提示した画期的なものだったが、今回のワールドツアーのステージはきゃりー自身もMCで「100%本気のライブです!」と言っていたように、必要最小限のセット(と言っても、普通のアーティストのライブよりも豪華だが)の中、全22曲、歌とダンスで真っ向勝負のストロングスタイル。ちびっ子きゃりーファンもたくさん集っていたせいか音量が控え目だったアリーナ公演との最大の違いは、その低音の重さと太さ。所属事務所ASOBISYSTEM主催のクラブイベントなどに今でも頻繁に参加しているきゃりーだが、この日のサウンドはまさにクラブ仕様。また、「ふりそでーしょん」「もったいないとらんど」などの曲は、明らかにいつもよりもBPMが速い! 逆輸入版のきゃりーは重低音&高速きゃりーなのだった。

     
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