FLOW GLOW・輪堂千速が振り返る、デビュー1年目の“走行軌跡” 「この5人が揃ったら、本当に最強」

2024年11月にデビューを果たした、VTuber事務所ホロライブプロダクションのhololive DEV_IS所属ユニット・FLOW GLOW。リーダーの響咲 リオナを筆頭に、虎金妃 笑虎、水宮 枢、輪堂 千速、綺々羅々 ヴィヴィの5名で構成されるグループだ。
2025年11月23日には1周年を記念した3Dお披露目ライブを開催した彼女たち。活動も2年目に入り、1月21日には1stアルバムの発売も控えている。そんな彼女たちの1年間は、いったいどのようなものであっただろうか。今回は、FLOW GLOWのDJ担当・輪堂千速(りんどうちはや)を招き、さまざまな「初めて」を経験した2025年を振り返ってもらった。
ホロライブプロダクションの門戸を叩いたきっかけから、配信活動を始める以前と以後で変わったこと、「自分らしさ」を出せるようになったターニングポイント、そして憧れの存在である先輩たちへの思いなどを、赤裸々に語ってくれた。(草野虹)
輪堂 千速(りんどう ちはや)
FLOW GLOWのDJ担当。
自称300馬力のパワフル運転手でもあり、話も歌もブレーキ知らずのようだ。
DJとしては駆け出しの身だが、真面目な気質にお兄譲りの好奇心も相まって絶賛成長中。今、大切にしているものは愛車に仲間を乗せて走る時間。公式X:https://x.com/rindochihaya
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCKMWFR6lAstLa7Vbf5dH7ig
“ホロライブらしさ”を手にした一年目も、慢心はせず厳しめの自己採点
——2024年11月のデビューから一年と少し経ちましたが、昨年一年を振り返っていかがでしたか?
輪堂:初配信前の準備のことも昨日のことのように思い出せるくらい、本当にあっという間でした。一年を過ぎて「あれはいつのことだったっけ?」と記憶が飛んでいるところもあるんですけど、配信者としてすごく成長できた一年だったなと思います。デビュー前はホロライブに馴染めるか不安でしたが、だいぶ馴染めてきて、“ホロライブらしい”人間に少しずつなれてきたなと感じています。
——ホロライブのオーディションを受けようと思った理由を教えてください。配信ではかなり入念な準備をしたうえでオーディションを受けたことを話されていましたね。
輪堂:もともと個人や動画勢のVTuberの方々を見ていて、もちろんホロライブのことも3期生の方々がデビューされた頃から知っていました。オーディションについては、大々的な告知をしているのを通じて知ったのですが、ホロライブのことを知っていくうちに、夢を叶えるのに一番近い場所だと思ったんです。
私には、小さい頃から歌手になりたい夢があったのですが、自分の実力などを考えて諦めていて。「でもホロライブなら、自分のやりたいことを表現できるかもしれない」と思うようになりました。音楽方面の活動が活発で、歌ってみた動画なども頻繁に出している印象があり、星街(すいせい)先輩をはじめ、先輩方の活動を見て「ここに入れば、自分の目指す目標に近づける」と感じました。
VTuberシーンにはいろんな事務所があるし、活動形態としては個人勢という形もあります。ですが、ReGLOSSさんのPVを見たことで、「新しいことが始まるなら、今だ」と思ってオーディションを受けました。
——ありがとうございます。この一年を振り返って点数をつけるなら、100点満点中何点でしょうか。
輪堂:できれば自分でも100点って言いたいんですけど(笑)、真面目に見積もって67点ぐらいですね。
——マイナス33点だった理由はなんでしょうか?
輪堂:自分の中で「挑戦したい」「これを作りたい」ということがたくさんあったのに、それを完成まで持っていったり、実際に実行できなかったことがたくさんあったからですね。デビュー前からずっと温めていたアイデアが数多くあるなかで、この一年で形にできたものって、そこまで多くなくて。
あとは配信の内外で、まだまだ自分ってダメだなって思うこともたくさんあって、「リスナーさんはこれで楽しめてるのかな」とか「こういうのはリスナーさんが求めてることなのかな」と迷うこともたくさんあったので、マイナス33点です。
——ご自身の活動を割と厳しく見ているんですね。
輪堂:そうですね。完璧主義ではないんですけど、できるならとことん突き詰めてやりたい。でも、できないんだったらやらない、というタイプなので。それが顕著に出た一年だったなと思います。
活動を始める前と後で変わったこと・変わらなかったこと
——デビュー以前から好きで、今も変わらず好きなものは?
輪堂:歌うことは変わらず大好きです。それからアニメ・映画・音楽を楽しむこと、レース観戦、車やバイクを運転すること、ご飯を食べることも以前からずっと好きなままですね。
——逆に、この一年で新しく好きになったものはありますか?
輪堂:それでいうと、ゲームかもしれません。もともと、遊ぶとしてもソシャゲが中心で、「ポケモン」シリーズはやっていたけれど、がっつりハマる遊び方はしていませんでしたし、『Minecraft』もやり方が分からず苦手意識があって、どちらかというと実況動画などを見て楽しむほうでした。
ホロライブの一員としてデビューしてからは、ホロライブ内やVTuberの間で流行っているゲームを「リスナーさんも見たいだろうし、自分も苦手意識を持たずにやってみよう」とプレイするようになって、それから「ゲームって面白い」と思うようになりました。
——ゲームで「時間が溶ける」こともありますか?
輪堂:めちゃくちゃあります。それこそ、私は配信時間が結構長くなりがちなんですけど、「キリがいいところで終わるね」ってリスナーに言ったタイミングが0時前で、気づいたらいつの間にか3時ぐらいまで続けて、エンディングまでゲームやっちゃっていたこともあって……(笑)。「平日なのにこんな時間までゲームやってごめん」みたいになったことが、ちょくちょくありました。
—— ここまでの配信活動の中で、印象に残ってる自分の配信をあげるとすると?。
輪堂:やっぱり初めてレーシングシムをプレイしたときで、『首都高バトル』の配信です。あの配信が一番印象に残ってますね。車を運転するのはもちろん好きですけれど、ゲームやレースゲームも面白いなって思わせてくれたのが、このゲームでした。
—— もともと車の運転はされているんですもんね。
輪堂:実車の運転や実車のレースはもともと好きなんですけど、ゲームは全く知らなかったんですよね。デビュー当時から「やってほしい」「やらないのかな」という声がすごく多くて、やりたいな、とはずっと思っていたんですけど、あまりゲームをやったことがないし、「FLOW GLOWの運転手担当なのに、下手な走りを見せてしまったらどうしよう」という不安もあって、本格的なレースゲームにはなかなか踏み出せていませんでした。
そんな時に新作の『首都高バトル』が出て、そのタイミングで「新しいタイトルなら一緒にスタートできてちょうどいいかも」と思って挑戦したんです。
—— いまはハンコン(ハンドルコントローラーの略)で主にプレイされてますよね?
輪堂:ハンコンですね。『首都高バトル』の配信をしている時期に購入しまして、その後にプレイしているレーシングシム系の配信は全部ハンコンですね。
——でも、そもそもそれまでゲームをあまりやっていなかった方が、専用コントローラーを購入する、しかも比較的大がかりなハンコンを買うというのはなかなかに勇気がいりますよね。
輪堂:本当に勇気がいりました(笑)。購入しても置く場所にちょっと困るな、と思っていたのですが、引っ越しのタイミングで思い切って買わせてもらいました。あとは本音を言うと、「買ってもやらなくなったらどうしよう」「運転下手だと思われたらどうしよう」とかいろんな不安もあって、購入はかなり延ばし延ばしにしていました(笑)。
——レースゲームに手を出すまでのあいだに、いろんな葛藤があったんですね(笑)。
輪堂:ありましたねえ。私自身、車を運転するのは好きでも、車そのものにめちゃくちゃ詳しいわけではないと思っていたんです。配信やリスナーさんの反応では「詳しいよ」と言われてましたけど、「この程度の知識でやっていいのかな」「車好きな人に変に思われないかな」という不安もあって、本当にドキドキでした。
【コラボDLC告知】
「首都高バトル」に #輪堂千速 さんがゲストライバルとして登場!
10月23日18:00より期間限定の無料DLCとして開始予定!「首都高バトル」フルリリース版https://t.co/AvXKWOu7O5#首都高バトル #TokyoXtremeRacer pic.twitter.com/SWH9LDfOwQ
— 首都高バトル (@Shutoko_Battle) October 16, 2025
(※:輪堂千速の配信は注目を浴び、ゲーム内にDLCキャラクター・専用車両が登場。さらに彼女が歌唱するバトル曲も導入された)
—— その後に「グランツーリスモ」シリーズをプレイするようになっていますが、この配信を通して、ある意味で“吹っ切れた”という感じも?
輪堂:ありましたね(笑)。この配信から、その他のゲームもいろいろ挑戦できるようになったので、まさに吹っ切れるきっかけになりました。



















