佐久間大介、亀戸への愛を語る 『桃太郎電鉄2』会見で明かされたCM出演陣の“推し駅”は?

『桃鉄2』CM出演陣の“推し駅”は?

 コナミデジタルエンタテインメントが11月13日にNintendo Switch2とNintendo Switch向けに発売する『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~』(以下、桃鉄2)は、シリーズで初めて「東日本編」と「西日本編」の2種類のマップを搭載した大ボリュームのゲームソフトだ。

 10月31日から放送開始の新TVCMでは、ゲーム好きで知られるSnow Manの佐久間大介や霜降り明星のせいや、俳優の石井杏奈が楽しんでいる様子が映し出されている。他にもシリーズのファンである陣内智則とケンドーコバヤシがの2人が『桃鉄2』で遊ぶ様子を収めたバリエーションも用意された。

 CMの放送を前に佐久間、せいや、石井が登場する発売記念&新TVCM発表会が開かれ、それぞれに『桃鉄2』の面白さを話してくれた。

 佐久間は会見で「僕たちがドームツアーをやる東京ドームのビジュアルがあったり、名古屋のドームもあったりして、地図だとこの辺なんだと知れました」と、自身がメンバーのSnow Manのライブなどで回る場所が、ゲームに細かく登場していることを喜んだ。

登壇した佐久間大介
Snow Man 佐久間大介

 「東日本編」「西日本編」のマップを搭載した『桃鉄2』に収録された駅物件は約1000件で物件も6000件を超えている。「東日本」「西日本」それぞれのマップ単体でも、累計販売本数が400万本を突破した『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』の物件駅数・物件数を上回る、シリーズ史上で最大のボリュームとなっている。

 「ナゴヤドームだったら、テーブルくらい大きなひつまぶしを差し入れていただけるんです。もしもひつまぶしの物件があったら絶対に買い占めたいですね」という佐久間のコメントからは、『桃鉄2』が本当に細かく全国各地の鉄道や駅、そして地域に関連した物件やグルメ情報を収録していることが窺えた。

 2023年発売の『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』が、舞台を世界に広げたことで、「もうこれは超えられないんじゃないかと思っていました」と話したのは、せいや。「宇宙に行くかなと思ったんですが、より地元に密着するというのがすばらしい着眼点です」と、シリーズの生みの親で『桃鉄2』では制作総指揮を務めているさくまあきら氏の着想を大いに讃えた。

 どの地域のどの駅も収録されているということで、それぞれに自分の”推し駅”を聞かれた登壇者たち。

 佐久間は「亀戸」を挙げ、「亀戸天神社があって、毎年絵馬に願い事を書いていました。レギュラーを取れるようにとか、マイクを持って歌えますようにとか、番組に出られますようにとか。それで1年過ごすと、結構叶うんです」と、亀戸での思い出を振り返った。

 ゲームの中では餃子や葛餅、江戸切子の店が買収できるリストに入っていることにも触れ、「美味しいものがあることを知れるし、切子の工房があるんだってことも知れるのが嬉しいですね」と、遊ぶことでいろいろと勉強になるゲームでもある点をアピールした。

推し駅として亀戸を出した佐久間大介


 せいやの推しは自分が過ごした「東大阪」。住んでいた団地のビジュアルがしっかり描かれていることに触れ、「CM撮影の時に、これもしかして俺の団地が入ってます? って聞きました。『まあまあまあ』と言われて、楽屋でマネージャーとすげえって喜びました」と、細部にまでこだわった収録内容に驚きを見せた。このこだわりについて、さくまあきら氏から寄せられた「まさに思うつぼです」というコメントが読み上げられた。

推し駅として東大阪を出したせいや


 石井が挙げたのは「那須」で、「お休みがあると、家族でよく行く思い出の町なんです」と話し、ゲームで訪れられることを嬉しがっていた。

 石井は、誰かといっしょに遊びながらいろいろと話が弾む『桃鉄2』の特長も話してくれた。CMの撮影で、佐久間やせいやと『桃鉄2』をプレイした石井は、「絆が深まった感じがあって、終わったあとにその人のことを知れました」と語る。

 せいやも、「地元の友だちと正月やりたいし家族ともやりたい」と、遊ぶことでコミュニケーションが深まるゲームであることを強調していた。

石井杏奈
熱弁するせいや(霜降り明星)
霜降り明星 せいや

 10月31日から放送が始まるTVCMは、佐久間、せいや、石井が出演する内容が7本あり、陣内とケンコバが出演する内容が5本あり、合計で12本に及ぶ。

 陣内とケンコバが出演している「かつめしの思い出篇」について「僕も西出身なので、西日本編は良いですね」とコメント。「ケンコバさんがかつめしではなくスパゲティを食わられたエピソードはCMならでは」と、CMから出演者のことについて知れる面白さがあることを紹介した。

 最後に、登壇の3人が改めて『桃鉄2』の面白いところをアピールした。石井は、「ご当地のイベントだったり、自分がゆかりのある土地だったりの思い出が蘇ってきて、すごく楽しいCM撮影でした。ボリュームアップしたマップとともに、いろいろな人とコミュニケーションを取り合いながら絆を深めていただけたらと思います」と、大勢で遊べるゲームであることを伝える。

 せいやは、「物件もすごいんですが、オブジェクトというんですか、マップのデザインを見ているだけで細かいというのが楽しい。そういう感じが詰まった1作だと思います。今までの『桃鉄』を遊んだ人も、これは全然違います。『あなたの町も きっとある』という意味がやったら分かりました」と、ボリュームや密度の凄さを改めて強調した。

 最後に佐久間が、「自分の思い出がある縁の地、皆さんに縁の地は絶対にあるので、そういうところに行って見たりとか、近くに来たりした時にめちゃくちゃテンション上がります。そういうワクワクを楽しんでもらいながら、自分の中で新たな思い出を作りたいなという場所を見つけてもらえたら良いんじゃないでしょうか。『桃鉄2』を楽しんでください」と話して、発表会を終えた。

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