『桃鉄』が小学校授業の教材に 全国の小学校へ無償配布
株式会社80&Companyの教育の専門家組織「Cross Education Lab.」は、「Cross Education Lab.」が運営する教員向け教材プラットフォーム「TOUCH+」にて、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの人気ゲームタイトル『桃太郎電鉄』を授業にしたアクティブラーニング教材“地理×ゲームづくり 小学校で楽しく学ぶ!桃鉄の授業"の提供を開始したことを発表した。
「桃鉄の授業」は、累計販売本数300万本突破した人気ゲーム『桃鉄』を題材に、オリジナルのすごろくづくりに挑戦することで、地理の知識はもちろん、自ら考え学ぶ力をつけることができるアクティブラーニング教材だ。
ストーリー性の教材で、プレイヤー(生徒たち)はゲームクリエイターとして働く社員として「まちの魅力が伝わるすごろくを作る」ためにチームでミッションをクリアしながらすごろくの完成を目指す。ただすごろくを作るだけでなく「何を目的に作るのか・何を解決したいのか」など想像力を働かせ楽しく遊びながら、ゲームクリエイターとしての仕事内容についても学ぶことが可能だ。
小学4、5年生で習う地理の授業や、調べ学習で得た知識を活かして、自分たちの好きな都道府県・地域のすごろくを制作。授業で学んだ知識を活かしたアウトプットを行うことで、自然な教え合いや、学ぶことの楽しさに気づく機会をつくることができる。
さらに、すごろくづくりを通して深めた地理の知識をチェックすることができる「桃鉄検定」も用意。47都道府県それぞれに関する問題が1問ずつ収録されているほか、自分で問題を作ることができるクイズシートも付いているので、子ども同士の学び合いの時間も楽むこともできる。
子どもたちが楽しく学べることを第一に置きながらも、1〜2コマで完結する授業内容となっているので、社会の単元や、総合的な学習時間の評価と紐づけた授業内容で、授業計画に織り込みやすい設計となっている。
学習指導要領に対応し、小学校4年生の『都道府県』や、小学校5年生の『日本国土』といった単元の復習としても利用可能だ。授業スライド・ワークシート・指導案・授業台本など実際の授業に役立てられる素材を用意しているので、簡単なフォーム登録でダウンロードすることですぐに授業に活かすことができるのも嬉しいポイントだ。
さらに、スムーズな授業準備を助けるツールとして、授業の導入からすごろく制作のステップやワークシートの記入方法まで必要なことが全て詰まったスライドの提供や、先生たちの授業進行を助ける授業台本もダウンロード可能。そして、授業の目的や評価、時間配分など授業進行の概要がまとまった指導案も付いており事前の内容把握や、学年会議のために利用することができる。
■“地理×ゲームづくり 小学校で楽しく学ぶ!桃鉄の授業”概要
提供開始日:10月18日
対象学年:小学校4・5・6年生
所要時間:1コマ完結の45分と2コマ実施の90分の2パターン
内容:ゲームクリエイターとしての仕事をテーマに地理について学べる授業
ダウンロードページ:https://touch-education.jp/momotetsu/
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