「山の廃墟」購入から2年、一家でDIYした結果「天国」に? 経験ゼロからの奮闘をまとめた動画に視聴者感服
YouTubeチャンネル「山の廃墟を天国にする計画」が2025年10月3日、2年間にわたる活動をまとめた総集編動画を公開した。
概要欄によると同チャンネルは「山の廃墟を最高の場所(天国)にする」ことを目標とし、経験ゼロの家族3人が、山の手入れや日々の暮らしを届けるというものだ。1本目の動画が投稿されたのは、2024年3月15日。山奥に建つ築55年の古びた空き家を購入したと報告するところから始まる。以来、進捗を伝える動画を投稿し続け、2025年10月7日時点で総動画本数88本、チャンネル登録者数は9640人に達する。
「【総集編】山の廃墟から2年、集大成をお見せします!」と題した動画は、これまでの総集編。冒頭では「たまたま通った裏道で見つけた売地の看板 自然に囲まれた環境に憧れていた自分は 思わず足を止めた」とテロップで綴り、母屋に広々とした庭、朽ちかけた離れの小屋、敷地を取り囲むように生い茂る背の高い木々などが織り成す空間をカメラで映しながら「何とも言えない静けさ そんな雰囲気に、心惹かれた」と購入理由を説明した。
購入したはいいものの、家屋は荒れ放題で、周囲の草は伸び放題。「経験ゼロ」と謳う通り、チャンネル主は建築やリノベーションについて専門知識があるわけではないようだ。そのため、何から手を付けていいかわからないまま、草を刈り取り、木を間引くところからスタート。肝心の家屋に関しては様々な人に意見を求めたところ、修繕には多額の費用を要する上に理想とする住まいを構築するには難しいとわかり断念。代わりに立て直すことを決断し、工務店に依頼して重機で母屋と小屋を解体した。更地にした後は新たな住居の建築工事が開始。数人の職人が山奥に集結して新たな住居を建てていった。
建築はプロに任せ、内装工事からはチャンネル主も参加。専門家のレクチャーを受けつつ、慣れない作業に悪戦苦闘しながらも床や内壁、天井をDIYで作り上げていく。そこから、庭の整備として植樹や石材の設置、砂利の敷き詰め作業などを行い、家屋まで続く小道に階段を配備すれば、周囲の自然と調和したスタイリッシュな住まいが完成した。竣工を祝し、庭に用意したファイヤーピットに火をくべて初めての焚火を楽しみ、「最高の場所に仕上がりました」「何も知らない、何の技術もないど素人でしたが、多くの人たちに支えられ様々な助言をいただきながら 自分は想定していたものを超える素敵な場所に生まれ変わりました」と万感の思いを綴っていた。
本動画に対し、コメント欄には「オシャレなお家」「家がカッコいい。我が家を建てる時に参考にしたい」「山の廃墟を天国にするという計画に感服しています」などの声が寄せられている。






















