雑草に覆われた庭風呂が最高の露天風呂に DIY系YouTuber「500万で買った家」に視聴者「憧れる」

 YouTubeチャンネル「500万で買った家」が9月28日、雑草に覆われた庭風呂を復活させる動画を公開した。

 「500万で買った家」は、500万円で購入した田舎の中古住宅の敷地内にある生簀をビオトープに作り変えていく様子を紹介するYouTubeチャンネル。ビオトープとは自然の生態系を再現し、生き物や植物を育てる空間のこと。日本では、屋外に設置した大型の鉢・人工池に水生植物や小魚を放つイメージで広まっており、個人宅での趣味のほか、都市部においては緑化計画の一環として行われることもある。

 同チャンネルの家屋は緑豊かな山林に面しており、近くにはきれいな川が流れている。そのため、元の家主がワサビを育てるために作ったという生簀を転用したビオトープにはイモリが定住し、メダカやシマドジョウが泳ぐなど、20種類程度の生き物が生息する生物多様性に満ちた環境を形成している。生簀の数は計3つ。そのうちの手つかずだった1つをビオトープ化することが現在チャンネルの主な目的となっている。2025年6月20日から活動を開始し、9月29日時点で動画投稿本数はわずか7本ながら、チャンネル登録者数は10.3万人に達する。

 今回の「庭風呂を再生。最高の露天風呂をキメる」と題した動画は「番外編」という位置付け。ビオトープ作りではなく、庭に設置された露天風呂を復活させるという内容だ。長年放置されていたために、コンクリート造りの浴槽壁面は苔むしており、周囲の雑草は伸び放題。排水溝には泥が詰まっていた。さらに浴槽には雨水がたっぷりと溜まり、水面に浮かぶ草の上にはトカゲが乗っているなど、図らずもちょっとしたビオトープと化していた。

 早速、雑草を除去すると、周辺にはコオロギやカマキリ、果てはカブトムシのメスまで発見されるなど、いかに周辺に豊かな自然が広がっているかをうかがわせる。その後、高圧洗浄機で苔などの汚れを除去し、排水回りや浴槽も洗浄すれば作業は完了。すっかりピカピカに生まれ変わった庭風呂にお湯を張り、柚子を入れて柚子湯にする。そして、湯船につかりながら、浮かべたお盆の上に乗るおちょこに日本酒を注ぎ、大自然の中で昼間からグイッと一杯やる至福の時を過ごしていた。

 本動画に対し、コメント欄には「山に囲まれてお風呂に入るの憧れる」「滅茶苦茶大変なの分かるけどこういう生活に憧れる」「庭風呂作った前の住人さん最高やな」などの声が寄せられている。

庭風呂を再生。最高の露天風呂をキメる

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