ヒカキン、7年ぶりの“アルミ玉”配信に視聴者「激アツ」 しかし仕上がりは過去に軍配

 YouTuberのヒカキンが2025年7月10日、生配信の切り抜きをスタッフが投稿する公式YouTubeチャンネル「HikakinClipTV」に公開した動画で、約7年ぶりにアルミホイル球を製作した。

 アルミホイル球とは、アルミホイル丸めてハンマーで叩き続けて作るピカピカに輝くボールのこと。専門技術を必要とせずに時間さえあれば誰でもそれなりのクオリティーに仕上げられること、フォトジェニックな見た目から2018年ごろにSNS上で大流行。サムネイルのインパクトが再生数のカギとなるYouTubeとの相性も良く、瞬く間にそのムーブメントは同プラットフォームへ波及し、様々な有名YouTuberがアルミホイル球を製作する動画を投稿したものだった。

 ヒカキンもアルミホイル球の動画を投稿したYouTuberの一人。2018年3月28日に投稿した動画は1897万回、同年5月12日に投稿した動画に至っては3564万再生と、とてつもない再生数を叩き出してブームをけん引した。

 そんな思い出のアルミホイル球作りに約7年ぶりに挑戦することとなった。ヒカキンは6月にライブ配信プラットフォーム「Twitch」にてアルミホイル球を7時間30分あまりかけてピカピカにする生配信を行った。そのダイジェスト動画が「HikakinClipTV」に投稿されたのだ。

 ヒカキンは、必需品であるアルミホイルとハンマーをはじめ、まな板、車磨き用のクリーム、ヤスリ、手袋などを用意。アルミホイルには光沢のある面と光沢のない面があると説明した上で、「ぬるい奴は適当にグシャグシャにする」とし「なめんな!」と一喝した。外側に光る面を持っていきながら巻いていくことがコツであると実践しながら話すなど、その道のベテランとしての貫禄を見せつける。

 7年以上のブランクがありながらも昔取った杵柄で、手際よくアルミホイルを綺麗な球体にしていくヒカキン。「これは明日、筋肉痛確定だわ!」と腕の疲れを訴えながらも、絶え間なくハンマーを打ちつけていく。十分に叩いた後にヤスリで削って表面を滑らかにし、タオルで車磨き用クリームを刷り込めば完成だ。

 そして「一番光ってるように見せたい」といい、暗がりの部屋でピカピカに仕上がったアルミホイル球を披露。ヒカキンは「やったぜー!」と雄たけびを上げ、「ちょっと思ったよりムラみたいなのは出ちゃったんだけど、すごい。俺は頑張った」と自らの健闘をたたえた。しかし、最後に過去に作ったアルミホイル球と比較したところ、明らかに昔の作品のほうが輝いており、「負けてんじゃねぇかよ!(笑)」と苦笑いしていた。

 こうして7年ぶりにアルミホイル球を作ったヒカキン。コメント欄の一番上には「俺の青春」と本人のコメントが固定されており、視聴者からも「俺たちの青春の一部」「一世を風靡したアルミ玉が今になって帰ってくるのは激アツ」「8年経ってもアルミ玉の輝きもヒカキンの輝きも変わらない」など懐かしむ声が相次いでいた。

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