村上信五の分身AIによるYouTubeチャンネルが未来すぎる 既存の芸能人との違いに見る「エンタメ精神」の凄さ

村上信五「AIシンゴCHANNEL」が未来すぎる

 芸能人の手がけるチャンネルで本人が出演しないという選択は珍しく、かなり攻めているように感じられるが、その裏には「AIタレントっていうものが今後自立していくために、1回自分のコンテンツ持ってもらった方が早いんちゃうか」という村上の考えがある。6月22日に投稿された「【AIシンゴのハッピーニュース】AIシンゴの成長日記!今週のハッピーニュース一気見」では、ニュースを伝えた過去のAIシンゴを現在のAIシンゴが見返し、改善点を述べており、早くも自立に向けた動きが垣間見れる。

 しかしAIを活用したエンタメコンテンツについては2023年、アメリカでハリウッド俳優たちが将来的なキャリアの機会損失などを理由にストライキが勃発したこともある。日本でもそんな不安要素が絶対ないといえないなか、AIチャンネル始動にあたり村上は、「芸能界での新しい可能性をAIシンゴくんに託しております」と、エンタメの新たな発信方法の模索について触れている。グループや自身が登場する個人チャンネルよりも先に動画投稿がはじまった、分身AIによる“未来すぎる”コンテンツには驚きの声が多く寄せられているが、AIシンゴCHANNEL誕生により、これまで以上に“人間・村上信五”のエンタメ精神とエンタメを届ける手腕に注目が集まることとなりそうだ。

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