人気YouTuberプロデュースのアイドルグループが爆誕 SNSを武器に“戦略”を語る

YouTuberプロデュースのアイドルグループ爆誕

「アイドルになりませんか?」人生を変えた1通のメッセージ

ーーメンバーのみなさんは、プロデューサーのお2人から声をかけられたときどのような気持ちでしたか?

黒崎萌(以下、もえ):昔から見ていたお2人だったので、驚きが大きかったです。「私でいいのかな」という不安もありつつ、挑戦してみたいと思いました。

ーーすぐに決断はできたのでしょうか?

もえ:それまで私はK-POPの道を考えていたんです。でもお2人が作りたいグループは日本の可愛いアイドルグループだったので少し悩んだのですが、挑戦してみようと決断しました。

橋本恵菜

橘陽菜(以下、ひな):私は宮崎県に住んでいて、普通に学生をしていました。だからお2人から声をかけられたことが非日常すぎて、最初はよくわからなかったです(笑)。

ーーご家族など周りの反応はどうでしたか?

ひな:みんな戸惑っていました(笑)。アイドルの道に行くことを予想もしていなければ考えてもいなかったので、「大丈夫?」と心配もされました。でもこんなチャンスは正直地方では少ないので、私を見つけてもらったことに感謝しています。最終的には両親も賛成してくれました。本当に、「アイドルになりませんか」っていう1通のDMで私の人生が変わったんです。

鹿野ななみ(以下、ななみ):私はずっとアイドルになりたくてSNS活動をしていました。これからどのオーディションを受けようか……と考えていたときに、えなさんからご連絡をいただいて。メッセージを見た瞬間に「ここでやりたい」と思って、「ぜひお話を聞かせて欲しいです」と返信をして、プロジェクトに参加しました。

ーーもともとアイドルになるために発信をしていたんですね。

ななみ:そうですね、TikTokもインスタグラムもアイドルになるために開設したアカウントだったので。でもまさかこんな環境でアイドル活動ができると思っていなかったので、かなり驚きました。

鹿野ななみ

葉山雫(以下、しずく):私も小さいころから芸能活動に憧れていたんですけど、なかなかそういう機会に巡り合えず、気持ちが曖昧になって諦めようと思い、別の夢も考えていました。だから最初は「すぐやります」って答えが出せなくて……。

ーー別の夢とは?

しずく:ウエディング関連のお仕事をしようと思って、専門学校に通っていたんです。同時に、このチャンスに「次はない」ということもわかっていていたので、迷いがありました。でもこのお2人がプロデュースするアイドルグループならと思って、アイドルになることに決めました。

真白美央(以下、みお):私は、アイドルを目指す子は可愛い子ばかりだし、自分が投稿していたTikTokはけっこう加工とかもしていて、「私でいいのかな」と最初は悩みました。でもスカウトはみんながしてもらえることではないし、チャンスだと思って挑戦することを決めました。いまは不安より、楽しみな気持ちの方が大きいです!

橋本恵菜(以下、めぐな):私はご連絡がきたのが高校2年生の春で、ちょうど進路に悩んでいたんです。そんなときに声をかけていただいて、迷うことなくその場で「やりたいです」って返信をしました。正直自信はなかったんですけど、もともとアイドルが好きだったのもあって、やりたい、挑戦したいという気持ちが大きく、アイドルになることを決めました。

ーーYouTubeチャンネルでは、デビューに至るまでの密着ドキュメンタリーも配信されています。改めてデビューまでの1年を振り返ってどうでしたか?

もえ:私は以前、別のオーディション番組で脱落した経験があるんです。そのときに発信していたSNSアカウントも全部辞めてここに来たので、応援してくれているみなさんに早く会いたいという一心で、合宿も乗り越えました。

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ーー合宿では、みなさんが現実に直面する姿に思わず見入ってしまいました。

えな:みおとめぐなは、とくにいろいろあったよね。

みお:挑戦の機会をいただいて、「やります」って決断して、合宿まで来て……。悔しいと感じる瞬間もたくさんあったんですけど、そこで諦めて帰るのは自分でも納得いかなかったんです。だったら全力でやり切ろうと思って。それで落とされても後悔はないという気持ちで、自分の全部を出し切るつもりで頑張りました。

ーー合宿を乗り越えられたのは、なぜでしょうか?

みお:メンバーの言葉や励ましもあったし、えなさんとゆうさんの……フィールドバック?

ーーフィードバックですかね(笑)。

一同:(笑)

みお:フィードバックの言葉で、もっと褒めてもらおうとか、もっとこうした方がいいと教えてもらって、それで頑張ろうと思いました。

真白美央

めぐな:……(泣)。

みお:どうしたの? フィールドバックで泣いてるの?

めぐな:違う違う(笑)。

一同:爆笑

もえ:合宿を思い出したんだよね(笑)。

ーー密着ドキュメンタリーでは、プロデューサーのお2人は普段の動画とかなり違った表情も見せていましたよね。メンバーのみなさんから見て、お2人はどのように見えていましたか?

えな:やばい、聞きたい!(笑)

ゆうぴーまん:あー(笑)。

もえ:最初はやっぱりプロデューサーさんだし、あまり喋っちゃいけないんだって感じだったんですけど、1年の修行期間が終わったあとは、すごくいい関係で私たちも活動できてると思ってます!

えな:最初は怖かった?(笑)。

もえ:えなさんとは対面で話したことあったんですけど、ゆうさんは会ったことなかったんで……、あんまり近づきすぎない方がいいのかなと思ってました。

ゆうぴーまん:そうだったんだ(笑)。

葉山雫

もえ:でも終わったあと、みんなで合宿でご飯食べたじゃないですか。そのときにやっと「喋っていいんやー!」ってなりました。

ひな:合宿が終わって、初めてゆうさんの笑顔を見た!

一同:爆笑

ゆうぴーまん:動画のキャラと全然違うからね。多分びっくりしたと思う。

ーー改めて、みなさんの性格やキャラクターについて教えてください。

えな:じゃあ、このなかで1番しっかりものは?

一同:(もえを指名)

もえ:あ、でも意外とななみもしっかりしているというか、誰よりも冷静なんですよ。ななみが「どうしよう!」ってなってるところを見たことがない。みんなのメンタルが下がってるときも、ななみは「大丈夫だよ」って。1番冷静でしっかりしてる。

ななみ:ありがとうございます!(笑)

えな:盛り上げ担当は?

ななみ:うーん、みんなうるさいよね?

しずく:でも意外と発端はみおだったりする。

一同:あー!

もえ:天然?

みお:天然ではないんですよ。ちょっとミスっちゃうんですよね。ミスると変なことを言っちゃう。

もえ:フィールドバックとかね(笑)。

しずく:これは生放送NGだ。

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