“限界集落”と東京で二拠点生活 いけちゃんの古民家清掃に同情の声「大変そう」

 女性YouTuberのいけちゃんが、移住先の秋田県成瀬村の古民家を清掃する動画を投稿した。いけちゃんはグラビア活動などを経て、2019年9月19日にYouTubeチャンネルを開設。2023年12月には一級建築士を取得したことも明らかにし、設計事務所で働きながらYouTuberとしても活動する女性だ。

 そんないけちゃんは、現在東京と秋田県成瀬村での2拠点生活を始めている。その理由は、いけちゃんが秋田県成瀬村で『地域おこし協力隊』に加入したからである。一級建築士も取得した彼女には「古民家の改修がしたい」という思いがあり、メインチャンネルとは別に「村人いけちゃん【田舎移住】」を開設。古民家に移住する様子を動画で届けている。

東京から限界集落に移住しました!これから住む古民家の紹介をします!

 今後の生活拠点となる物件は、以前村長が住んでいた家になる。「なにかおもしろい物が出てくるのではないか」と期待を寄せ、さっそく掃除を開始することに。手紙や写真なども発掘したが、こういったものは前の物件の管理者と相談しつつ「明らかにゴミでないものは、ちょっと私のほうからは捨てにくいんですよね」と、慎重に掃除を進めてる様子だ。

 キッチンはかなり清掃されており、床下へ続く蓋を開けると思わず「うわっ」という第一声が。というのも、床下は虫の巣窟になっており、虫の卵らしきものも見える。一旦蓋を閉めて、とりあえず保留にして次の場所へ。

 冷蔵庫のなかを確認し、味噌を発見。賞味期限はなんと2016年3月14日となっていた。YouTuber魂とも言うべきか、味噌の蓋を開けてみることに。しかし、冷凍庫に保存してあったおかげか「臭いもしない、余裕」と、意に介さない態度を見せた。

 その後も掃除を進めていくと、棚から昔の貨幣を発見したようだ。蔵のほうにも掃除の手を進めると、なかには新聞で包まれた食器もある。新聞には昭和34年(1959年)とあり、この物件の古さを感じる。また蔵には着物などもあり、歴史を感じるものたちを捨てるかどうか悩んでいるようだ。

 ひと通り古民家内を確認したいけちゃんは「ここで暮らしていた人たちは、どんな生活をしていたのかな?」と、前住人の生活の様子にイメージを膨らませつつ、動画を締めくくった。

 今回の動画に対して、視聴者からは「やりたいことを掴みとってる感じが尊敬」「行動力に惹かれてみてます」「アクティブですね。本当に凄いです」「古民家憧れるけどなかなか大変そうですね。作業がんばってください」といった声が寄せられている。

 東京から秋田へと大きく環境を変えた彼女。自身のやりたいことにどんどんチャレンジしていく姿は、視聴者にとっても憧れるものがあるだろう。これからどんなことに挑戦していくのか、楽しみにしたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる