連載:エンタメとテクノロジーの隙間から(第五六回)
カメラ初心者の行き当たりばったり旅~北九州編~

ふたたび福岡県に舞い戻ってきました。ここから『門司港(もじこう)』へ向かいます。完全ノープランで、さてどうやって行こうかと思っていたところ、『潮風号』というレトロ観光列車にたまたま遭遇。少し待てば発車するようなので、さっそく乗車します。列車のフォルムが可愛すぎる!
内装もとても素敵だったのですが、トンネルに入ると、天井には光り輝くお魚たちが写ります。窓からは海が見え、列車はゆっくりと進んでいきます。本当に素敵な出会いでした。もっと乗っていたかった……。
門司港はとにかくレトロな外観の建物が多く、素敵なスポットでした。夜になるとライトアップもされ、デートスポットにもなっているようです。最近『Tiny Glade』という建築ゲームの実況を見るのにハマっているのですが、建物のデザインがその世界観に少しだけ近く、個人的にも見ていて楽しかったです。
この海のなかに続く階段とか、ワクワクしますよね……!
そして別日、もう1箇所観光することができました。『遠見ヶ鼻』というスポットです。「車じゃないと行くのは厳しいよ」という地元の方のアドバイスを聞きながらも、強引に交通機関を駆使して向かいました。
結果は……惜しい! ここは夕日の絶景スポットとして有名なところなのですが、私が行った日は少し雲が多く、夕陽が隠れてしまっていました。でも白い灯台は可愛く、開放感マックスでとても気持ちよかったです。
2組の新婚さんが崖を降りた水際でウェディングフォトを撮影しており、どうかその写真は綺麗な仕上がりになっているといいな……と思いつつ、しばらく景色を眺めていました。ちなみにこの場所は柵も何もないので、訪れた際は落ちないようにくれぐれも気をつけてください。
時間があまりないなかでの旅でしたが、北九州の歴史と自然に触れられ大満足です。2025年も可能な限りいろんなところを歩けたらいいなと思います。






























