“やばいクレーマーのSUSURU TV.”から生まれた『濃厚とんこつ豚無双』 栄養不足な編集者が食べてみた

『濃厚とんこつ豚無双』レビュー

 リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」。ガジェットやテクノロジー、ゲームにYouTubeやTikTokまで、ありとあらゆる「エンタメ×テクノロジー」に囲まれて過ごす編集部のスタッフが、リレー形式で毎週その身に起こったことや最近見て・試してよかったモノ・コトについて気軽に記していく。

 第53回は、グミサプリで栄養素を補っている動画クリエイター担当・丹治が、SUSURU TV.初のオリジナルラーメン『濃厚無双ラーメン 海苔トッピング』をレビューします。

 SUSURU TV.とは、「毎日ラーメン健康生活」という命をベットした企画を3344回も続けているラーメンレビュー系YouTuber。チャンネル登録者数175万人を誇る。(数字はいずれも1月30日時点)

「俺の動画次第でこの店潰す事だってできるんだぞ」 『濃厚とんこつ豚無双』とは

 この架空のラーメン『濃厚とんこつ豚無双』とは、“ネットミームから生まれた”商品です。

 経緯としては、あるXユーザーが2020年5月に声真似動画、通称「やばいクレーマーのSUSURU TV.」を投稿。このSUSURU TV.を忠実にトレースした声とモラルのない言動という振り切ったネタ具合により大バズり。次第に派生動画も登場していた2021年9月。ブームも最高潮になったベストタイミングで、本人がセルフカバー動画を投稿。瞬く間に話題になりました。

やばいクレーマーのSUSURU TV.(本人ver.)

 現在も鉄板フレーズの「〇すぞ〜!」は、ファンに親しまれています。そんなネットミーム「やばいクレーマーのSUSURU TV.」に登場する架空のラーメン店 『濃厚とんこつ豚無双』のメニュー『濃厚無双ラーメン 海苔トッピング』が満を持して登場。

 それではみなさん、卓上調味料を倒す準備ができたらご唱和ください。

「〇すぞ〜!」

ドロドロの濃厚スープを同僚に振る舞う

入っているもの(冷凍スープ×1袋、冷凍麺×1玉、基だし×1袋、背脂×1袋、のり×1袋、具材×1袋)

 今回の調理では、YAMAZEN『IHクッキングポット YECP-S100』を使用します。調理工程は至ってシンプル。


 お湯を張り十分に沸騰したら、冷凍スープを袋のままお湯に入れて10分間放置。加えて、具材なども3分程温めておきます。スープと具材が温め終わったら、丼に移します。そして、凍ったままの麺を茹でて、湯切り。盛り付けたら、完成です。

「うっひょ~~~~~~!」

 会社で昼からトビそうになりました。危ない。

 「これでもかってくらいドロドロの濃厚スープ」や「ワシワシとした食感の麺」が特徴の本商品。(パロディネタでは麺には髪の毛、スープには虫が入っていますが、本商品では髪の毛と虫は再現されませんでした)そのお味は? 近くにいた編集部員にもレビューしてもらいました。

・20代前半女性社員(ラーメンは年に一回しか食べない)

想像以上に麺がもちもちで美味しかった
キャンプに持って行ったら盛り上がりそう!

・30代前半男性社員(『俺流塩らーめん』で体ができている)

美味しかったです。
麺なのかスープなのか、香りが良く麺の歯ごたえも良い感じでした。
毎日食べるのは厳しいものの、「ガッツリ食べたい!」というときには凄く良さそうです。

 膨大なラーメンアーカイブを持つSUSURU TV.だからなせる技なのか、はたまた、「毎日ラーメン健康生活」による“制約と誓約”が味を補強しているからか。兎にも角にも、ほうれん草の臭みに言及する必要がないくらい美味しかったです。

結論から話せよ! 若手社会人が「失敗する料理動画」から学んだ“0秒で結論を提示する方法”

リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」。第24回は、年越しと同時に最速の仕事始め(ヒカキンの結…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「連載」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる