これはもはやカメラと呼ぶべきでは? ライカレンズ搭載スマホ『Xiaomi 14 Ultra』の実力を試してみた

「そういえばこれ、スマホだった」と思わせる操作性

 今回の作例は、いずれも『Photography Kit』を装着した状態で撮影した。片手で持てるグリップ感の良さやズームの便利さも相まって、使い心地はほぼデジカメだった。縦画面での撮影がメインならそれほど便利さは感じないかもしれないが、スマホをデジカメのように扱いたい人には『Photography Kit』をオススメしたい。

 もうひとつ驚いたのは、撮影した写真の引き伸ばし耐性だ。以下の写真は、写真家の嶋本丈士氏が『Xiaomi 14 Ultra』で撮影したもの。

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 長辺約1mほどに引き伸ばしてプリントされているが、画質的に荒れは全く感じなかった。本機は16bitのRaw撮影も可能で、ポスプロ耐性も充分。嶋本丈士氏は「カメラを常に持ってないと不安になるけれど、このカメラ(スマホ)があれば手ぶらで街に行っても良いのが新鮮だった。1台で撮れる安心感がある」とも述べていた。

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 カメラ性能を追求したスマホは「スマホ付きカメラ」などとも言われるが、『Xiaomi 14 Ultra』はまさにそれ。「カメラが好きで普段から持ち歩きたい、でも重いカメラを持ち歩くのはしんどい」といったニーズには、ドンピシャで刺さるモデルだろう。むしろ、スマホならではの表現方法×ライカ画質という、新たな作風を開拓する楽しみもあるかも?

商品情報

https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-14-ultra/

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