iPhone 15を『SXSW Sydney』に連れて行ったら、想像以上に大活躍してくれた話

iPhone 15を海外に連れて行った話

 今月より、リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」がスタート。ガジェットやテクノロジー、ゲームにYouTubeやTikTokまで、ありとあらゆる「エンタメ×テクノロジー」に囲まれて過ごす編集部のスタッフが、リレー形式で毎週その身に起こったことや最近見て・試してよかったモノ・コトについて気軽に記していく。

 第一回は、贔屓チームが日本一になって徹夜でビールかけやインタビュー動画を見漁ったせいで、週明けは目がバキバキになって出社した編集長の中村が担当します。

 以前にiPhone 15が届かないから貸してもらった、という一連の流れを記事にしましたが、10月の半ばにようやく『iPhone 15 Pro Max』が手元に届きました。そのタイミングがオーストラリアへ向かう直前だったので、これはちょうどいいと思い、最低限のセットアップだけ済ませ、性能チェックも兼ねて海外へと連れて行くことにしました。

 今回のオーストラリア旅、しっかりした内容の記事はすでに2本書いているのでそこから読んでほしいのですが、個人的に最大の目的としていたのが『SXSW Sydney』。毎年3月にアメリカのテキサス州はオースティンで行なわれるイベントであり、音楽フェスや映画祭の要素に最先端技術の展示会やカンファレンスまでセットになった「世界最大級のエンタメ×テクノロジーのお祭り」である『SXSW』を、初めてシドニーで行うというエポックメイキングな瞬間に立ち会うために足を運んだのです。


  そして今回の旅はiPhone 15 Pro Maxの動作チェックも兼ねるということで、自らにこんな縛りを課しました。

・なるべく現金を使わない
・なんならクレジットカードも使わない
・基本はApple Pay(VISAのデビットカードと連携)でどこまでいけるか試す
・この記事で使用する写真や動画はすべてiPhone 15 Pro Maxで撮影

 今回はその成果と『SXSW Sydney』で感じたことについてお届けします。


 到着初日は前夜祭のような状態だったので、そこまで人は多くない状態。Amazon Prime VideoやSnapchatのブースなどが並んでいます。興味深そうに眺めていると、スタッフの方から「日本の方ですか? Snapchatって知ってますか?」と質問が。つい最近そのような記事を掲載していたため「知ってます。日本では一部の大学生の間でSnapchatが流行しているんですよ」と見せながら話すと「知らなかった! それは素晴らしい!」と興奮気味にリアクションしてくれました。

 この日は会場周辺を下見。メイン会場となるICCは大きなホールを複数持っている、日本で言えば幕張メッセのような場所(海沿いにあるという点も同じ)。せっかくならと港の風景を撮影してみました。港には写真映えする巨大なHP×Intel evoの建造物も。

 iPhone 15 Pro Maxで撮影する際は、この48mpカメラの超広角レンズ撮影をつい試したくなってしまいますね。

 その後は散策として、近しい建物にも入っていきます。マーケットセンターというショッピングモールには、国内最大級のお土産屋が並んでおり、アパレルに食品にと充実していましたが、筆者の興味はゲームセンターに。チャイナタウンの近くにあるからか、人生4カットやDance Dance Revolutionなどアジア産のゲームが多かったです。

 あたりも暗くなってきたところで夜の街を撮影してみたカットもいくつか。


 2日目・3日目の朝は街中に用があったので、そのあたりで写真を撮ったりもしました。


 前日の夜食を近くのファストフード店で、コーヒーを街中のカフェで購入し、電車で移動。いずれもApple Payで決済ができ、何も苦労することなく過ごせました。これがモノホンのキャッシュレス社会……。


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