「ドン勝生活」「Vtuber甲子園」「神域リーグ」……ヒットコンテンツを生み出し続ける天開司が積み上げた5年間とこれから

天開司が積み上げた5年間とこれから

天開司と「麻雀」の、切っても切れない関係性

ーー天開さんといえば、麻雀のイメージも強いです。2021年からは麻雀プロ雀士の方々とも広く交流されるようになるわけですが、VTuber以外の方と関わる機会というのも珍しいですよね。接してみていかがでしたか?

天開:最初は多井隆晴プロと番組で共演した時ですね。そこからいろんな方と関わっていくんですが「こんなトップの人たちでも、気さくな方しかいない」とびっくりしましたね 。どうしてもプロの方って、真剣に競技として麻雀をやられている分少し怖いイメージもあったんです。けれど、見方が180度変わりましたね(笑)。

ーー麻雀を自身のコンテンツとして本格的に広げていくイメージはいつごろからあったんでしょうか?

天開:それでいうと、そもそも自分の活動と麻雀は切り離せないと思っていて。2019年のタイミングでYostarさんから『雀魂』のPRのお話をいただいて、それが専業化を決断したひとつのきっかけでもありましたし、そこからもいろんな企画をしたり、インターハイがあったり、っていう流れがあるので、麻雀は本当に長くやっていますね。

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ーー余談ですが、このころといえば、『ウマ娘 プリティーダービー』に熱中する姿や、競馬の同時視聴配信なども印象的でした。

天開:2020年の末ごろから『ウマ娘』にドハマりしたんですよ。それであの動画を投稿したんですけど、とんでもない反響がありまして。なんかタイミングがはまったんでしょうね。

 同時視聴については、3Dを手に入れたタイミングだったので、何に活かせるかなって考えた結果、リアクションを取れる競馬かなって(笑)。それが始まりで、いまでは毎年有馬記念に挑戦する流れになりましたね。

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麻雀界を大きく巻き込んで始まった「神域Streamerリーグ」

ーー2022年は特大企画「神域Streamerリーグ(以下:神域リーグ)」が始まりましたね。規模の大きさに驚いた記憶がありますが、こちらはどういった経緯でスタートしたんでしょうか?

天開:いやー、本当に大きな挑戦だと思います。始めは、まず多井隆晴プロにお話をしにいったんです。「こういうのをやりたい」「監督はMリーガーにお願いしたい、いかがでしょうか」って。そうしたら、二つ返事で答えてくださいました。本当にありがたいですね。

ーー「神域リーグ」をはじめられて、意識としてなにか変わったことはありましたか?

天開:麻雀ってマジで大変なんだなっていうことがわかりましたね。頑張っても結果が出るとは限らない、最後には運が結果を左右することもありますから。それでもやらなきゃいけない。大変ですね。

 牌効率であったりとか、押し引きであったりとか、知識や技術はいっぱいあるんです。けれども、時にはそれと関係なく勝敗が決まってしまうんですよ。本当に覚えたての人がプロに勝つこともままある世界です。神域リーグを見ていただければわかるんですが、本当に怖いゲームっていうのを思い知りましたね。見ている側だとめっちゃ楽しいんですけどね(笑)。

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