DFM・VALORANT部門特別インタビュー 韓国での生活や“3回目のタイムアウト”の裏側など『VCT Pacific 2023』を振り返る

DFM・VALORANT部門特別インタビュー

DFMメンバーの韓国生活 お気に入りの料理は?

ーーこうしてお話しているとみなさんすごく仲が良いなと感じるんですけど、チーム内でのメンバーの関係性が知りたいです。家族に例えるとしたらどんな感じですか。

takej:長男はhskコーチ?

Melofovia:お父さんじゃない?

takej:お爺さんみたいな感じか。AnthemとSeoldamは末っ子感がある。

Melofovia:俺はSeoldamのこと“ゲームが好きなガキ”だと思ってる。

Seoldam:悪口じゃん。

Melofovia:悪口じゃないよ。僕とhskとSeoldamは結構早く練習室に来てるけど、Seoldamは朝からゲームやってるから。

Seoldam:努力です。ゲームが好きだからじゃなくて仕事だから。

takej:Melofoさんはいい兄貴でもあり、めんどくさい兄貴でもある、みたいな感じですね。すごいせっかちで頑固なので。Reitaさんもちょっと似てるところがあるかな。xnfriは長男っぽくて、Suggestは年下なんですが大人っぽいです。

――なるほど。なんか色々と納得です。では日本の方々に聞きたいんですけど、ぶっちゃけ韓国での生活ってどうですか。

Melofovia:ブラジルに行ったときは文化が違って「ちょっと難しいな」と思ったんですが、韓国は「日本と一緒じゃん」みたいなところが多いですね。食事の面でも、むしろ日本に戻ってから「あれ食いてぇな」って思いそうなものもあったり。

――おっ! ちなみに何ですか?

Melofovia:「カムジャタン(じゃがいもと豚肉のピリ辛煮込み鍋)」です! 僕たちの住んでいる場所の近くに24時間営業の「カムジャタン」の店があって、試合終わりや練習終わりに行くことが多くて。でもなんか「カムジャタン」は日本で言う「すき焼き」的な感じらしく、毎週食べるものではないと聞いたんですけど、僕は気に入ってます。

takej:俺は帰国したら美味しい寿司を食べたいですね。韓国の食べ物ももちろん美味しいんですけど、生ものが好きで肉とかも刺し系が好きなので、そこは日本にはかなわないかな、と。だけどやっぱり日本に帰ったら辛い物が恋しくなると思います。個人的なベスト3は「タッパル(鶏の足)」、「コプチャン(ホルモン)」、「チキン」が美味しいです。「カムジャタン」は入らないですね。

Melofovia:あと、韓国の気に入ってるところを語ってもいいですか。

――もちろんです(笑)。

Melofovia:韓国って、食堂に行くとおばちゃんの店員さんが多いじゃないですか。それが僕はいいなって思いますね。日本だと「業務」って感じですけど、韓国だと親しみある感じで話しかけてくれるので。まあ、何を言っているかまではあまりわからないんですけど(笑)。それがなんかあったかいなって。

takej:(Melofoviaコーチ)やばいんですよ。「トゥゲ!トゥゲ!(ふたつ!ふたつ!)」とか叫んでますから。

Melofovia:いや、「トゥゲジュセヨ(ふたつください)」ってちゃんと言ってるよ。

――おふたりの掛け合いが止まらないですね(笑)。では、Anthem選手の感想も聞かせてもらえますか。

Anthem:僕もご飯が美味しいなって思うし、気候もそんなに特別寒いとか感じないのでいいですね。

――ありがとうございます。では、共同生活をしていて印象に残ったことは何かありますか。

takej:韓国のカラオケって「EDMモード」っていうのがあるんですけど、Anthemが日本語曲のバラードを歌ったときに間違えてそのボタンを押しちゃって。そのままノリノリで歌ってたのは面白かったですね(笑)。あのときがこっち来て一番笑ったんじゃない?

Melofovia:Suggestが頭ぶつけたのも笑ったよね。練習部屋のシャンデリアがちょっと低い位置にあるんですよ。Suggestは結構背が高いので、椅子から立ち上がった拍子に天井を押し上げそうな勢いで頭をぶつけてしまって。しかもシャンデリアの先がすごく尖っていて、あきらかに痛そうな感じで……可哀想だったんですけど、めちゃくちゃ面白かったですね。ちなみに、それ以降は危なくないようにちゃんと養生テープを貼りました(笑)。

練習部屋のシャンデリア。しっかり養生テープが貼られている。

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