『ルックバック』『葬送のフリーレン』など人気コミックが多数受賞 「楽天 Kobo 電子書籍 Award 2023」初開催
アワードの開催は新たな電子書籍との出会いにつながる
続いてはテキスト・写真集部門の6つの賞が発表された。
受賞した作品は以下となっている。
写真集
第1位
作品: 中川翔子写真集 ミラクルミライ
撮影: 中村和孝
出版社: 講談社
第2位
作品: 似鳥沙也加 1st写真集 Ribbon
撮影: 西條彰仁
出版社: KADOKAWA
人生に役立つ本(海外編)
第1位
作品: 限りある時間の使い方
著者: オリバー・バークマン
訳者: 高橋璃子
出版社: かんき出版
第2位
作品:運動脳
著者:アンデシュ・ハンセン
訳者:御舩由美子
出版社: サンマーク出版
第3位
作品:本物の交渉術 あなたのビジネスを動かす「パワー・ネゴシエーション」
著者:ロジャー・ドーソン
訳者: 島藤真澄
出版社: KADOKAWA
人生に役立つ本(国内編)
第1位
作品: 13歳からの地政学
著者: 田中孝幸
出版社: 東洋経済新報社
第2位
作品:エブリシング・バブルの崩壊
著者:エミン・ユルマズ
出版社:集英社
第3位
作品: 今日のごはん、これに決まり!Mizukiのレシピノート決定版!500品
著者:Mizuki
出版社:学研
新人作家 大賞
作品: 元彼の遺言状
著者: 新川帆立
出版社: 宝島社
作品: 変な絵
著者: 雨穴
出版社: 双葉社
小説(国内編)大賞
作品: 自由研究には向かない殺人
著者: ホリー・ジャクソン
訳者: 服部京子
出版社: 東京創元社
作品: プリズム
著者: ソン・ウォンピョン
訳者: 矢島暁子
出版社: 祥伝社
小説(国内編)大賞
作品: 教誨
著者: 柚月裕子
出版社: 小学館
作品: 香君
著者: 上橋菜穂子
出版社: 文藝春秋
作品: #真相をお話しします
著者: 結城真一郎
出版社: 新潮社
楽天Kobo特別賞
作品: マイクロスパイ・アンサンブル
著者: 伊坂幸太郎
出版社: 幻冬舎
写真集部門1位に輝いた中川翔子(会は欠席)からは、今回の受賞に際し、「私の芸能生活20周年を記念した写真集がアワードを受賞したと聞き、とても驚いているのと同時に感謝の気持ちでいっぱいになった。私が“生きた証”として写真集を出させていただいたので、本当に人生何があるかわからない、まさにミラクルだなと思っている。今後も芸能生活30年、さらにその先を目指して頑張っていきたい」とメッセージが寄せられた。
『13歳からの地政学』の著者・田中孝幸氏は、手紙にて「本書は中学生から高齢者まで、幅広い層に読んでほしいという願いから書いた作品。『世界はどのように動いているのか』というのをストーリー形式に記したものだが、学びとは何か。世代間の対話はどうあるべきか、といった哲学的な問題にも触れている。例えば、10代でこの本を読んでも、再度20代や30代になって読み返せば、新たな発見が得られる。そんな内容にできたらと思い尽力した作品が、今回の栄えある賞をいただき大変光栄に思う」と受賞の感想を語った。
新人作家の大賞に選ばれた『元彼の遺言状』の新川帆立氏は、ビデオメッセージにてアワード受賞に対するコメントを発表した。
「私は海外で生活しているが、普段はほとんど日本語で書かれた紙の本を見ることがないので、電子書籍には日々助けられている。今回の受賞は素直にとても嬉しく思うとともに、電子書籍というプラットフォームがより一層のこと、発展していくのを願いたい」
プレゼンターを務めた松丸亮吾は、今回のアワードについて次のように感想を話した。
「本のみならず、さまざまなコンテンツに関わるすべてのクリエイターの方々は、生みの苦しみを味わう場面が少なからずある一方、だからこそ、できたものへの評価や喜びを感じられるのは、まさにクリエイター冥利に尽きるものだと考えている。
今回、アワードのプレゼンターとして関わらせていただき、たくさんの受賞を目の前で見ることができたのはとても感激した。こういった賞があることで、自分が読んでこなかった新たなジャンルの発見や、今まで目にしてこなかった本に触れる機会が増えると思う。私自身も電子書籍が好きなので、これからも皆さまの作品を楽しみにしている」
書籍や雑誌を紙で読むのではなく、電子書籍でいつでも、どこでも読む習慣が根付いているなか、「楽天 Kobo 電子書籍 Award」のような受賞式の開催は、厳しいと言われる出版業界においても、新たな風を吹かせるのではないだろうか。
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