NFTがもたらす、これまでにない競馬の楽しみ方ーー“仮想馬主”になれる『Rakuten NFT サラブレッド』を体験

“仮想馬主”になれる『Rakuten NFT サラブレッド』を体験

 前回の記事では、NFTを所有することで得られる楽しみ方と体験について触れた。

 NFTは唯一性を持たせることから、所有しコレクションするだけではなく、会員証といった活用のほか、さまざまな活用事例がある。

 特に最近では「NFT×ゲーム」や「NFT×スポーツ」といったように、リアルの体験とNFTを掛け合わせた事例が増えてきている。

 ゲームのアイテムやキャラクター、スポーツの観戦チケットやファングッズなど、あらゆるものがNFT化されることで、新たな体験価値を生み出していると言えよう。

 こうしたなか、『Rakuten NFT』は、「POG」(※ペーパーオーナーゲーム)に対応する競走馬NFTシリーズ『Rakuten NFT サラブレッド』を2022年12月から提供している。
※参加者が仮想馬主として競走馬を選択し、対象レースで獲得した賞金などをゲームポイントに置き換えて競うゲーム

 国内のレースで活躍する人気競走馬がNFT化され、ユーザーはNFTを購入することで仮想馬主になれるという体験を味わうことができる。

 今回は実際に『Rakuten NFT サラブレッド』にてNFTを購入し、POGに参加してみた。

楽天IDがあれば簡単にNFTを始めることができる

 まずは競走馬NFTのモーメント(画像や動画など、各NFTコンテンツを指す呼称)を『Rakuten NFT サラブレッド』から選ぶ必要があるので、ショップリストからいくつかピックアップしてみた。

 購入手段はショップでパック(1つもしくは複数のモーメントをまとめた商品)として購入する場合と、個人間のマーケットプレイスでモーメントとして購入する場合の2つがある。

 通常、NFTを購入する際は暗号資産やウォレットをあらかじめ用意する必要がある一方、 『Rakuten NFT』は、楽天IDに紐づいたクレジットカードで決済が可能なので、『楽天市場』でのショッピング体験のように、NFTを簡単に購入し、コレクションすることができる。

 購入後はパックを開封することで、「マイコレクション」に表示されるようになる。これでPOGに参加する準備はOKだ。

 次に、開催中のレース日程をPOGトップ画面から確認し、「デッキ登録受付中」のレースを確認したら、「マイデッキ」から自分の保有している競走馬NFTをデッキ登録。こうするだけで、自動的にPOGのゲームに参加することができる。

 非常にシンプルでわかりやすいので、POGが初めてのユーザーでも楽しめそうだ。

 デッキ登録の締め切りはレース開始の1時間前までとなっているので、早めに登録することをおすすめする。また、レースに参加しない競走馬NFTはデッキに登録することはできるが、ゲームポイントの獲得対象にはならないため、購入する前に、登録したいレースの出馬表をチェックし、照らし合わせると良いだろう。

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