K/DAやaespaの事例から遂に辿り着く 仮想世界を舞台にしたサバイバル番組『少女リバース』が示した“K-POP×バーチャル文化の到達点”

『少女リバース』は“K-POP×バーチャル文化の到達点”

 「みなさんは、このW(仮想空間)でバーチャルアイドルになるため『少女リバース』に志願しました。少女X時代の年齢、名前、容姿は関係ありません。まっさらな状態で戦うんです」

 1月8日から日本での配信が開始された『少女リバース(RE:VERSE)』。30名の女性K-POPアイドルが新たなバーチャルアイドルグループとしてのデビューを懸けて戦いを繰り広げる、いわゆる韓国発サバイバル番組だ。その最大の特徴は、そのすべてが仮想空間上で展開されることにある。

 30名の参加者(「少女X」)は全員がその素性を一切隠した上で、独自のアバターやキャラクターに変身して全く新たなバーチャル上の存在(「少女V」)として、この番組のために用意された仮想空間(「W」)内で活動する。もちろん、待ち受ける審査についても少女Vとして参加し、あくまでバーチャルアイドルとして、審査員によるジャッジや、視聴者投票による選定に挑むことになる。最後まで勝ち残ったメンバー5名はそのまま「バーチャルアイドル」として華々しくデビューすることになるというわけだ。

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