『少女リバース』1・2話ーー現実世界での年齢、名前、容姿は関係なし？　K-POPアイドルら30名の”バーチャルアイドルデビュー”を懸けた戦いが開幕

　毎週日曜日夜9時からABEMAにて好評配信中の、新概念サバイバル番組『少女リバース（RE:VERSE）』。韓国での公開からわずか3日で再生回数100万回を突破し、いま様々なメディアから注目を集めている。この番組は、”少女X”と呼ばれる現実世界で活躍する30人のアイドルたちが正体を隠し、それぞれ異なる30の世界に住む少女V”に変身してバーチャルアイドルとしてのデビューを目指すというもの。



生き残りをかけたサバイバル　勝負の前に挨拶代わりの煽り合い

　個々に分かれたブースの中へ案内された少女Xたち。VRゴーグルをつけると、異世界Wの中での生活が始まる。5人という少ないデビューの枠を目指して、少女X時代の経歴・年齢・人気などは関係なくサバイバルに挑戦していく。

ウォッチャー（案内役・観察者）を務めるのは、過去3回の大型サバイバル番組の司会経験を持ち万能MCとして活躍するBOOM、韓国第1世代ガールズグループS․E․S․の出身で「元祖・妖精」と呼ばれるBada、サバイバルオーディション番組の先輩でもあるダンスクルーHOOKのリーダーAIKI、韓国で愛されるペンギンのキャラクターであるペンスだ。　

　番組が始まる前に、お互いの正体がわからない状態でそれぞれの自己PRを兼ねたパフォーマンス映像を見て順位をつけたという。まずは、その投票結果から「ダイヤ」・「ゴールド」・「シルバー」・「ブロンズ」の4つの等級が発表された。現実世界とは自信の持ち方が異なったり、自分のアピールポイントの出し方が難しかったりとバーチャル世界での評価のおもしろさが表れた。この段階で全体1位を獲得したのはバレエとギターがうまく、自作曲の評価も高かったひきこもり（ジプスニ）だ。

　最初のステージとなったのは1対1のデスマッチ。少女Vとしての初ステージで、半分が脱落するという展開に参加者たちも驚く様子を見せていた。1位から順に対戦相手を指名していくスタイルで組み合わせが決まっていく。上位の同じ等級同士のバトルもあれば、友達同士のバトルもあるバチバチした空気感だ。これまでの経歴関係なく互いに正体もわかっていない少女Vとしての登場ということもあり、強気の発言が多く見られ、全員の本気さがうかがえた。