1000円台で買えるAmazonBasicのスピーカーってどうなの? 使い勝手をレビュー
日用品から電化製品まで、あらゆるものが低価格で販売されているAmazonBasic。そのシンプルなデザイン性が気に入って今までにランドリーバスケットや乾電池、コード類など購入して、デザイン性だけでなく品質の良さにも満足していた。
しかし、電子機器類は購入したことがなく今回初めてスピーカーを試してみることに。
小ぶりなデザインながら、クリアな音質が映画や音楽を聴くのにちょうど良いと感じるものだった。
Amazon Basic「ダイナミックサウンドスピーカー」は持ち運びがしやすいコンパクトサイズ
Amazon Basicから発売されている「ダイナミックサウンドスピーカー」は、価格はなんと1,852円(税込)と1000円台のスピーカー。
届いて手に取ってみると思いのほか小さく、こんなに小さくて大丈夫かな?と思うほどコンパクト。長さ約10×幅6.6×高さは7.1cm で重さは約0.6kgと手のひらに乗るほどの大きさだ。左右1個ずつの計2個が同梱されている。
iPhone 12を置いて見比べてみると、その大きさがわかる。iPhoneの上にスピーカーを2つ乗せられるほどの大きさなので、狭い場所やPC周りでも難なく設置することができる。
音楽鑑賞はもちろん、映画を見たりゲームをしたりと、固定して使うというより持ち運びをするのに特に便利だと感じた。ノートパソコンと一緒に持ち歩いても邪魔にならないサイズなので、書斎だけでなくリビングやダイニングに持って行って音楽を楽しんでいる。
シンプルなプラグもストレスフリー。臨場感のある音も期待以上
接続はケーブルをパソコン等の手持ちの機器のUSBポートに差し込んで電源を供給し、プラグを3.5mmヘッドフォンジャックに差し込めば使用することができる。
インライン音量コントロール機能で音量の調節が可能で、コード類もシンプルなことも持ち運びのしやすさの理由の一つだ。
低音用の底部ラジエーターを備えているため、コンパクトながら迫力のある音も大きな特徴。音質がすこぶる良いというわけではないし、華やかさがあるわけでもないがクリアな音で「王道」といった真面目なイメージ。堅実、といったところだろうか。
ただ低音は期待よりも弱く、中音域や高音域の方が明瞭でかえって聴き疲れがないと感じた。高音はやや耳に障る感じもあるが、作業しながら音楽を聴いたり、映画やドラマの視聴などには適しているため、日常使いするものとしては大満足なアイテム。コストの面からしても、買って損はないスピーカーだと感じた。