佐野岳×島崎遥香が語る“結婚生活” 「変な勘ぐりもせず、シンプルに付き合える」
ABEMAのオリジナル恋愛新番組『私たち結婚しました』の新シーズンが6月3日23時より放送開始になる。本作は韓国で2009年から約9年間レギュラーで放送した国民的大ヒット番組の同名作品(※1)を日本版にリメイク。有名芸能人同士の結婚生活の様子を覗き見ることができる「結婚モキュメンタリー(※2)」作品だ。新婚夫婦ならではのイベントを通して、有名芸能人同士が理想の夫婦関係を追い求めていく姿が映し出される。
新シーズンで結婚生活を送るのは俳優の佐野岳と女優の島崎遥香だ。新感覚の恋愛番組の見どころや、それぞれの恋愛観・結婚観などについて話を聞いた。(佳香(かこ))
――おふたりは今回が初共演ではないと思いますが、それぞれの当時の第一印象を教えてください。
佐野岳(以下、佐野):ドラマ『IP〜サイバー捜査班』の現場で一緒になったことがあるんですが、挨拶を交わすくらいだったので今回共演すると知ってどんな方なのかなぁと。今回の出会い方は、僕が待っているところにぱるちゃんが後ろから来るという形でした。そのときはその場の雰囲気でただただ“よろしくお願いします”となってしまいましたね(笑)。
島崎遥香(以下、島崎):ドラマ『IP〜サイバー捜査班』の現場で話しかけて来てくれたことが印象に残っていて、すごい明るい方だなぁと思っていました。
――人に恋愛模様を観られる心境は複雑な部分もあると思います。今作への出演依頼がきたとき、おふたりの中で迷いはありましたか?
佐野:特に迷ったりはしませんでした。普段お芝居でもっと恥ずかしいことをやってるし、なかなか経験できる機会ではないのでむしろ楽しめたらいいなと思って前向きに捉えました。
島崎:私も特に迷ったりしませんでしたね。
――これまでの撮影を通して、互いの共通点や似ているところはありましたか?
島崎:1日の食事の時間や回数があんまり決まっていないところとか。
佐野:自宅では一緒にUber Eatsを頼んだりしました。僕はUber Eatsが初利用だったので、てっきりふたりでおなじお店の料理を食べるものだと思っていたんですけど、ぱるちゃんは別のお店で別のメニューを頼んでいました(笑)。
島崎:それがUber Eatsの良さなので(笑)。
佐野:僕の中でもUber Eatsの使い方の幅が広がりましたね(笑)。あとは“夫婦ルールを”作ったときに、“家事はやれる人がやろう”と自由にフレキシブルな形で決められました。
――お互いに個人主義なところがあるんですね。
佐野:そうですね。そんな部分を許容し合える関係性を築けていけたらなと思っています。
――その他に、何かルールは決めましたか?
島崎:私からは、お風呂に1時間入りたいって伝えました。お風呂が好きなので。
佐野:僕は太陽が大好きなんで、いきなり公園とか屋外にふらっと出ちゃうけど許してねっていうルールが出来上がりました(笑)。
島崎:お互い“マイルール”を大事にしようねという感じです。
――撮影中、印象深いエピソードがあれば教えてください。結婚生活を演じてみていかがでしたか?
佐野:僕は体を動かすことが好きなんで、初日にキックボクシングに一緒に行ったんです。終わってから「今日楽しかった? もう一回やる?」と聞いたら、「う〜ん、もういいかな」と正直に言ってくれたのが、むしろありがたかったですね。嘘をつかなくてぱるちゃんらしいし、変な勘ぐりもしなくて良くて、シンプルにお付き合いできるなと思いました。
島崎:運動するのがあまり好きじゃない。でも、ああいう時って嘘でも“楽しかった”って言う方がモテるの?
佐野:モテるかモテないかは人それぞれだと思うけど、僕は正直な方が楽で良いなと思ったかな。
ーー島崎さんはどうですか?
島崎:私のことを考えてお風呂に入れる菖蒲をプレゼントしてくれたのが印象的でした。私が四季折々の行事をちゃんとしたいことやお風呂が好きってことを知ってくれていたうえで、私に合ったものを持って来てくれたので、すごく気が遣える人だなと思いました。