『彼とオオカミちゃんには騙されない』6話ーー“オオカミちゃん”はゆな? レオの一途さの理由
サスケ(SASUKE)がゆなを誘った太陽LINEの真意は、やはり脱落メンバーの復活方法を聞いて涙した彼女を励まし、ただただ楽しませたかったということだった。かつ、サスケはまゆ(北澤舞悠)に事前にこのことを相談していたことも判明。「不安とかはないけど、誘ってもまゆのこと忘れないって約束して」と言って小指を出すまゆ姉が可愛すぎる。
このサスケの行動に「“彼”っぽい、あざとい」という声と「“彼”だとしたら分かり易すぎる行動だから本物の“彼”は敢えてそんなことしないかも」という声、両方が上がっていたが、筆者個人的には後者の意見に同意する。
そしてこの太陽LINEに参加したレオ(松本怜生)の一途な想いが遂に届いた。そんな胸キュン展開を純粋に楽しみつつも、スタジオMC陣がずっと提唱している“彼=レオ、オオカミちゃん=ゆな”というある意味“神展開”も捨て切れなくはない。
超えられない障壁を互いに感じながらの禁断の恋の駆け引き……それも真実が明かされた際には感涙必至の展開すぎる。筆者は当初、レオが“彼”なのだとしたらあまりに一途すぎるのではないかと思っていたが、優しいレオであれば自分が“彼”として“オオカミちゃん”の秘密を守りながら“オオカミちゃん”ならではの苦悩の一端を一緒に背負いたいと思いそうな気もしてきている。レオから提案した“6秒ルール”も「目は口ほどにものを言う」ではないが、ゆなが“オオカミちゃん”としてのみ自分を騙そうとしているのか、あるいはその中にもゆな本人の気持ちとしてどこか傾いてきているところがあるのか覗いてみたいという思いもあったりするのだろうか。