『彼とオオカミちゃんには騙されない』6話ーー“オオカミちゃん”はゆな? レオの一途さの理由
ただ、ここにきて気になる点も。ユリホ(大峰ユリホ)についてはまだ本格的に恋愛スイッチが入っていないのか、彼女の“恋する乙女”的な表情を今まで全く見ていない気がすることだ。これまでの“オオカミ”の特徴として、2人以上からのアプローチを受けて迷いながら「ちゃんと(相手の気持ちに)向き合いたい」という受け身タイプと、誰かと良い雰囲気になってきたところで別の第三者にも自らアプローチを始める能動タイプの2パターンが挙げられる。そう思うと、ユリホは前者タイプの可能性もあるのではないだろうか。ちなみに現時点で後者に区分されるのはゆなとユナ(YUNA)だ。
そう、なんとユナは自分に残されたラストの太陽LINEをなんとゆうき(櫻井佑樹)宛に使った。ただ、文面の「お話タイム」という言い回しも、サスケからゆなへの太陽LINE同様に恋愛関連の話ではなさそうな気もする。ユナは以前、自分がもし脱落した場合、後に残されるショーンのことを気にかけていた。自身が脱落した時に備えて、ゆうきに何か伝言を託す可能性などないだろうか。例えば、自分が脱落した後、自分のことは気にせずにユリホや他の女子メンバーからの気持ちにも向き合ってほしい、など。
ただ「こんなワガママして良いのかな?」と言う隣で「堂々といきなさい」と背中を押す影のフィクサー・サスケのような構図も気になるところだ。次回がいよいよ脱落発表となる。
【場面写真】『彼とオオカミちゃんには騙されない』6話(全19枚)