虫眼鏡、200万円でてつやの個人チャンネル名を改名 一周回って「体を張る」2022年の東海オンエア

 現役最強と呼び声の高い6人組グループYouTuber・東海オンエアが、私物の命名権をメンバー間のオークションにかけ、虫眼鏡が200万円でてつやの個人チャンネルの命名権を獲得した。

200万円で大爆笑を作る てつやの個人チャンネルの命名権を虫眼鏡が購入

 東海オンエアはスタイルとして「自分たちが楽しいと思ったことを動画にする」と掲げており、視聴者からの支持も高い。ただ彼らの考える「楽しいこと」はややベクトルが違い、特定期間継続される辛い罰ゲーム、いわゆる十字架を自ら楽しんでいる。

【衝撃の名前】革命的新ビジネス!!命名権オークション開廷!!!

 特にそのスタイルが如実に出ていたのが「【衝撃の名前】革命的新ビジネス!!命名権オークション開廷!!!」である。メンバーそれぞれが自分の持ち物の命名権をオークションに掛け、競り落としたメンバーが好きな名前をつけるという企画だ。

 表向きは個人活動のアピールなどに使う宣伝効果が狙いだが、セオリー通りの命名をする彼らではない。まずはじめにいつもであれば動画のラストにホームランを飛ばす、主砲しばゆーが最初の命名権を1,500円で競り落とし、虫眼鏡の愛車LEXUS LSを「チャリ」と命名。

 そしてリーダーのてつやは自らの個人チャンネルである、「動画アップロードチャンネル」の命名権を50万円から出品した。通常のオークションであれば徐々に値段を上げるなどの駆け引きをするが、虫眼鏡が開始数秒後に静かに「200万円」と宣言をする。メンバー全員が驚き、てつや本人は立ち上がり画角から切れるほどのリアクションを取っていた。

 虫眼鏡は毎週2回、個人チャンネルである「虫眼鏡の放送部」を運営しており、真剣に向き合っているためチャンネルへの愛も強い。しかし東海オンエアの一員である以上、セオリー通りの広告効果を狙う命名はせず、なんと200万円を支払い、てつやの個人チャンネルを「おまんじゅう」と命名した。もはや十字架と化したこの命名により、てつやは個人チャンネルが110万人を突破するまで「おまんじゅう」という名のもと動画をアップロードし続けることに(2022年2月時点 登録者数95.8万人)。

 通常であれば極めて辛い罰ゲームと感じるであろうが、メンバー全員が驚きながらも納得をした表情で爆笑をしている。200万円をかけて「ボケを買った」虫眼鏡の行動に、どこか東海オンエアらしさを感じるだろう。

2022年の東海オンエアの目標は一周回って「体を張る」こと

 2021年の東海オンエアは「楽しく生きる」というスローガンのもと、あくまでも自分たちがやりたい企画を貫いてきた。根強い固定ファンのもと、平均200万回近くの再生回数を叩き出すなど衰えるところを知らない。

 そんな東海オンエアの2022年の目標は、「体を張る」とてつやが宣言をした。2021年はたしかに楽しく生きながら好きな動画をアップし、ファンからも長期に渡り支援されていた。ただ楽しく生きると言っても最終的に体を張ることが目標となったことに対し、虫眼鏡は「原点に帰っている」と個人チャンネルで分析をしている。

 東海オンエアからすると結局「楽しいこと」=「辛いこと」という方程式がチャンネル設立以来揺るがない。8年の時が経過してテレビ進出やCM出演など様々な経験を経て、最終的に岡崎城西高校のころから変わらない笑いのスタンスを原点に構え戻ってきた。

 そんな彼らも今年で29歳、虫眼鏡に至っては30歳となる。ただ痛いこと、危ないことで体を張り辛さを受けるだけではない。大金を使うことや大切な個人チャンネルを「おまんじゅう」に変えることもさすがの彼らでも辛いと感じるだろう。ただその辛いことを、する方もされる方も全力で楽しんでいる。

 2022年が始まり早くも1カ月が経過したが、すでに「マリオのステージに合わせ受けたダメージを肉体に受ける」「罰ゲームを押し付け合うオセロ」など様々な辛い企画が目白押し。現在十字架を背負っているメンバーは以下の通りで、動画以外のプライベートでも実行中だ。

・てつや:ヘヴィメタバンドのコスプレをして生活
・りょう:ホットドッグのきぐるみを着て生活
・しばゆー:動画での自己紹介・各種SNSのアカウント名が「としみつオリジナルソング各音楽サイトにて配信中!!」に変更

 ファンの間でも過酷な十字架を背負うメンバーの姿は大好評だが、今年は例年よりも重く、派手な十字架が期待できそうだ。

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