オタクでアイドルのわたしに刺さった、闇カワな令和のギャルゲー『NEEDY GIRL OVERDOSE』

闇カワな令和のギャルゲー『NEEDY GIRL OVERDOSE』

 いつもは作品の世界観にどっぷり浸る派のわたしですが、今回は同じく表に出る仕事をする者として、配信者の超てんちゃんに共感しながらゲームを進める、という新しいギャルゲー体験をしました。ゲーム内にはJINEという機能があり(いわゆるLINE)、超てんちゃんから病んだ文章が来て心配するも、Twitter上では明るく振る舞い笑顔で配信する超てんちゃん……健気だよ……俺が守らなきゃ。

 ゲームにJINEにSNSに動画投稿サイトにとあらゆるツールを使いこなす超てんちゃんの生活や葛藤は、スマホを持ち24時間365日アイドルとして生きる自分にも刺さる内容となっていて胸が苦しくなりました。ちなみに私の場合は、自分に正直に生きているのでとても元気です。ご心配なく。

 というわけで、いわゆる普通のギャルゲーというだけでなく、SNSというネット社会で生きる人間たちの精神をとてもリアルに描いた社会派ゲームと言えるのでは……と思いながら今日もわたしはPCの画面越しに、超てんちゃんを眺めるのでした。

(画像=『NEEDY GIRL OVERDOSE』Steam版HPより)

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