ホロライブ×ガンダムコラボ、VRChatがまたもや最大同時接続記録を更新――気になるバーチャル業界のニュースを一挙紹介

気になるバーチャルニュースを一挙紹介

 VTuber、XR技術、メタバース――様々な"バーチャル"に関するトピックは、日々多く生まれている。企業による巨大な施策から、個人によるマイクロだが熱気あふれる取り組みまで、その規模は様々だ。

 連載「Weekly Virtual News」では、一週間のうちに起きた“バーチャル業界”に関連する様々な話題をピックアップ。ニュースとして紹介するだけでなく、筆者の独断と興味関心からフックアップしたいトピックも取り上げる。

ホロライブ×ガンダムのスペシャルコラボが始動

 ガンダムシリーズと「ホロライブプロダクション」のコラボ企画が発表された。ホロライブメンバーのカラーに染まったモビルスーツや描き下ろしのコラボ衣装、ミニキャラなど、複合的な展開を予定しているようだ。

 ガンダムとホロライブといえば、2025年の『機動戦士GundamGQuuuuuuX』で星街すいせいがエンディングテーマを手がけたことが記憶に新しい。あの起用も大きな話題になったが、より一歩踏み込んだ大々的な企画に、各所で驚きの声が見られる。

 ちなみに第1弾として公開されたオリジナルカラーのモビルスーツは6種類。個人的には、自称“海賊”な宝鐘マリンに、宇宙海賊の愛機である「クロスボーン・ガンダムX1」をぶつけてきたのがグッときた。

にじさんじ・舞元啓介がWBC 2026のNetflix公式クリエイターに抜擢

 にじさんじの舞元啓介は、「2026 ワールドベースボールクラシック(WBC)」を盛り上げる「Netflix公式クリエイター」の追加メンバーに選出された。

 今年のWBCはNetflixが日本国内での全47試合の独占ライブ配信権を取得。その施策の一環として、大会公式映像の一部を公式クリエイターに開放し、それぞれの視点からWBCの魅力を発信してもらう「Netflix公式クリエイター」制度が設けられている。元プロ野球選手の上原浩治や宮本慎也をはじめ、HIKAKINやトクサンTVなど総勢30名以上が名を連ねるなかの大抜擢である。

 振り返れば、舞元啓介は『にじさんじ甲子園』を企画し、人気イベントへと成長させた立役者であり、日ごろの活動においてもプロ野球のスポーツ実況配信をこなしてきた人物だ。ラグビーワールドカップ実況配信で涙とともに口にした「こんな配信がしたかった」という名言をよく覚えている人もいるだろう。

 今回の公式クリエイター就任は、彼をよく知る人から見れば納得の起用だ。VTuber代表としての名実況に期待したい。

『VRChat』が最大同時接続数を再び更新 きっかけは『超かぐや姫!』と……?

 『VRChat』の最大同時接続ユーザー数記録が再び更新された。VRChatのコミュニティ責任者・tupper氏の報告によれば、3月8日のピークは15万8192人。2月15日に記録した15万6716人から約1400人の増加だ。

 記録更新の主因は、アニメ『超かぐや姫!』の主人公・かぐやによるVRChatライブイベントだろう。3月7日の公演で追加演出が明らかになり、それを確認すべく3月8日の最終公演には観覧済みのユーザーも含め多くのユーザーが詰めかけた。筆者の観測値では、3月8日のライブ会場同時接続は約19800人。初演日の2月15日夜公演にも匹敵する規模だった。

 一方で、日本時間の正午は、北米のゴールデンタイムにあたる時間帯だ。VRChatではいま、釣りゲームワールド「FISH!」が爆発的な人気を博しており、3月8日のかぐやライブ開催時も、ほぼ同数の人間がアクセスしていた。このことが今回の記録更新に繋がったと思われる。

 前回の記録更新も『超かぐや姫!』のライブが決め手ではあったが、当時とはまた異なる状況であったことは念頭に置くべきだろう。なお、全公演が終わったかぐやライブは、12日にYouTubeで映像版が公開予定だ。

『VRChat』にUbisoft生まれのキャラクター・Rabbids公式アイテムが上陸

 VRChatでは現在、月替りでテーマに沿った有料アイテムが販売されている。アバターやワールドに依存しない小物やポータル(ワールド入口)のスキンが主だ。

 これまではVRChat公式によるオリジナルアイテムの販売が中心だったが、3月の更新ではUbisoftのパーティーゲームから生まれたキャラクター・Rabbidsがテーマのアイテムが登場。アメリカのカートゥーンらしいポップなキャラクター・Rabbidsのアバターなどが登場した。まごうことなきIP公式アイテムである。

 日本ではなじみの薄い存在なためか、どちらかと言うと注目されているのは小物やスキンが中心なようだ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を連想させる洗濯機型のポータルスキンや、他のユーザーとたたけるハエたたき、プランジャーを発射できる銃など、手頃な“おもちゃ”がそろっている。とはいえ、筆者としては「IP公式アイテム」の糸口が開かれ始めたことに注目したい。今後さらなる展開が期待できるだろう。

夏の「バーチャルマーケット」出展会場に、人気ワールド「ポピー横丁」が登場

 VRChatの定番イベント「バーチャルマーケット」の最新回『バーチャルマーケット2026 Summer』が、7月11日~26日に開催される。3月6日からは一般出展サークルの募集が始まった。

 会場については、従来通り運営サイドが造営するワールドがメインになるが、今回は新企画がある。既存のVRChat人気ワールドを出展会場として招致する「Vket Invited Worlds」だ。その第1弾に選ばれたのは、通称“ポピ横”こと「ポピー横丁」である。日本の古き飲み屋街を彷彿とさせる人気パブリックワールドの一つだ。

 ポピー横丁がどんなワールドかを一言で(かつ良いように)言えば、「自由すぎる空間」といったところか。VRChatの原風景を保つ人気ワールドの一つだ。VRChatに詳しくなくとも、このワールドの存在を知っている人も多いだろう。こうした空間を出展会場とするのはなかなかユニークな試みだ。

 近年はコミュニティとの連携も強く意識している「バーチャルマーケット」の動きに合致した、新たな展開と言えるだろう。なにより「既存ワールドを会場として招致する」という行為に、メタバース空間における「土地性」のようなものを感じるところだ。

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