プリッとChannel メンバー対談:Sasuke×パンダ 芸人時代の先輩後輩がYouTubeで共演するまで

プリッとChannelメンバー対談Vol.1

 チャンネル登録者数 130万人を誇る「プリッとChannel」。メインメンバーであるSasukeとあごキングをはじめ8人のメンバー全員が芸人&元芸人で構成されたYouTuberグループだ。

 リアルサウンドテックでは、これまで動画内では深くは語られてこなかったメンバーそれぞれの出会いを振り返る対談連載がスタート。芸人からYouTuberへと舵を切った彼らの第一歩や決意を補助線に、プリッとChannelの動画を楽しむ副読本としてもらえると幸いだ。

 第1回には、プリッとChannelの創設メンバーでありブレーンを務めるSasuke、そして途中加入ながら表と裏の両面で活動を支えるパンダが登場。芸人時代からの先輩後輩関係である彼らだが、当時はお互いをどのように認識していたのか。パンダのプリッとChannel加入までの道のりや、お互いに今後期待していることなど、たっぷりと語ってもらった。

プリッとChannel Sasuke×パンダ撮り下ろし写真

Sasuke「あごキングは本当にスベっていた」

【初告白】プリッとChannelさんが今夜、大暴露します

ーーまずはお二人の出会いから教えてください。お笑い芸人として活躍していたことは、カジサックさんとのコラボ動画でオープンにされましたね。

Sasuke:そうですね。13〜14年前、吉本興業の養成所(NSC吉本総合芸能学院)で出会ったんですけど、パンダさんはひとつ上の先輩で、僕らが授業を受けるときにスタッフさんとして動いていたんですよ。わかりやすく言えば「授業を見ている先輩」という感じで、もう恐れ多かったというか。

パンダ:最初はそうやって敬ってくれていたのに……。

Sasuke:いや、いまも敬ってますけど!

パンダ:はははは(笑)。

Sasuke:パンダさんからしたら、僕はただの生徒だったので、むしろどんなイメージを持たれていたのかなと。

パンダ:本当に最初の頃だと、実はSasukeのことをきちんと認識できていなくて、逆に相方のあごキングの方をすごい鮮明に覚えているんですよ。というのも、授業でめちゃくちゃスベッたのを目撃して(笑)。30秒の自己PRをしてみよう、みたいな授業のときに、ブラッド・ピットの物真似をして、とんでもないスベり方をして、めちゃくちゃハートが強いなと。

 Sasukeの話を聞いたのは、それから1年後くらいかな。初めて外に向けたライブをやったとき、チーフマネージャーの人が「『ざしきわらし』っていうめちゃめちゃいいコンビがいたよ」って。特にツッコミがめちゃくちゃ面白いと聞いて、どんなやつなんだろう、と気にし始めました。

Sasuke:NSC時代から選抜クラスに入っていて、けっこう知名度はあったんですけど、パンダさんはその辺りに疎かったのかな? ……というのは冗談で、パンダさんが受け持っていた授業の選抜には入れていなかったから、多分届いていなかったんでしょうね。ネタ見せをするような授業でもなかったし、本当に何百組もいるなかの1組だったし。

パンダ:600〜700人くらいいるんですよ。

ーーそれこそ、そうとうスベるくらいの目立ち方をしないと……?

Sasuke:ですね。あごキングは本当にスベっていて、それを見た瞬間に「この人とコンビを組もう」と思ったんですよ。めちゃくちゃ記憶に残ったし、心の強さだけで決めたというか(笑)。

パンダ:本人がいないところで好き放題言っちゃって(笑)。

Sasuke:話を戻すと、パンダさんとの出会いはライブでしたね。NSCは各期で40組くらいが選抜されて、特別なライブに出ることがけっこうあるんですよ。そこで団体で行動することが多くなって、パンダさんも、僕らもそのなかに入っていたので、同じライブに出ることが増えていって、そこで仲良くなりましたね。

ーー当時のお互いの印象はどうでしたか?

パンダ:いまもそうですけど、Sasukeは他の人とは違うな、という感覚がありましたね。一般的な漫才からちょっとずらしたツッコミも面白いし、強いものに食ってかかる感じがあって、MCの先輩が大物になるほど、すごい堂々と前に出ていくんですよ。芸歴に10年以上差があって、みんななかなか生意気なことなんて言えないなかで、Sasukeは堂々と渡り合っていくから、先輩たちからも強く突っ込まれて盛り上がる、みたいな。

Sasuke:自分がどうやっても、芸歴が上の人だったらうまく処理してくれるはずだし、いつも「スベったら全部、先輩のせいだ」と思っているので(笑)。パンダさんもツッコミで、ちょっと変わったタイプだったので、僕もすぐに面白いとおもいましたね。それはいまも変わっていないというか。おだんごもNSC生だったんですけど、ずーーっと底辺で、もちろん選ばれし40組にも入っていないですし、面白くないんですよ! そのおだんごが、プリッとChannelではパンダさんより歴が長いから、ちょっと強く出るときがあって、それが許せなかったくらい(笑)。自分はそれくらいパンダさんのことを尊敬していて、話を振れば倍にして返してくれるし、こんな人なかなかいないですよ。

パンダ:いやいや、でも、ずっと同じ空間にいたからね。

Sasuke:芸人の4年目、5年目くらいのとき、同じライブに出ていて、深夜の稽古なんかもずっと一緒だったんですよ。

パンダ:ふたりともネタを作るのがすごく遅いから、朝の7時くらいまでずっと考えているんですよね。それで、最後はお互いにネタを見せて、「これでいいんじゃないか」と言って持っていく、みたいな。

Sasuke:そうそう。いまも昔もずっと助けてもらっています。

ーーSasukeさんがYouTubeを始めてからも、交流は続いていたんですか?

Sasuke:いや、自分が吉本を離れてからは、会うことがなくなってしまって。そのなかで、おかずクラブの単独ライブを観に行ったとき、たまたま数年ぶりに再会したんですよ。そこで「いま何しているんですか?」と聞いたら、「ネット系の会社に勤めていて、先を考えるとちょっと悩んでいる」というので、その帰り道に「よかったらプリッとChannelに入りません?」という話をして。

パンダ:そのあと、電話でも「こういうふうに手伝ってもらいたい」という話をもらって、そこで即答しました。次の日には会社の社長に「辞めさせてください」と。偶然再会していなければこうなっていなかったと考えると、巡り合わせですよね。

ーーSasukeさんからしても、チャンネルの規模が拡大していくなかで、パンダさんのような人がいてくれたら、という考えはもともとあったということですよね。

Sasuke:そうですね。編集にももっと力を注がなければいけないと思っていたし、自分とあごキングの間のポジションを担ってくれる人がいるといいなって。そこでパンダさんと再会して、演者としても面白いし、ネット系の会社で動画制作に携わっているというから、編集の面でも頼りになりそうだと。ただ、おだんごとデブ被りするし、当時はパンダさんもメガネをかけていたので、「すいません、キャラが被るのでメガネだけ外してもらっていいですか?」とお願いしました(笑)。

ーー実際、おだんごさんとキャラクターは全然違って、共演している動画も面白いですね。

Sasuke:そうなんですよ。パンダさんが唯一キレれるのがおだんご、みたいな感じになっていて。

パンダ:実際、おだんごには助けられていると思いますね。何を言われても結局、許せちゃうという感じです(笑)。



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