家庭内感染防止の第一歩へ 自宅で取り入れたいタッチレス製品とは?
新型コロナウイルスが流行し始めてから早くも一年半の月日が流れた。デルタ株の出現によって感染リスクは上昇し、ワクチンを打っても不安な日々は続く。なか でも家庭内感染が急増し、親から子どもへ、子どもから親へ、感染は止まらない。家庭内は共有スペースが多いため、家族全員が触れる部分は多い。気をつけていても完全に防ぐのはかなり難しいだろう。
そんななか、注目されているのが「タッチレス水栓」だ。LIXIL(リクシル)のキッチン用タッチレス水栓「ナビッシュ」は累計販売台数50万台突破。2020年度の売り上げは前年比176%。非接触を求めるコロナ禍の需要に応えている。コロナ対策のためにも、家に帰ったらまず手洗いが基本。洗う前の手で蛇口を触ることは避けられなかった。しかし、タッチレス水栓にすることによって、外から帰ってきた手で触らずに手を洗えるようになる。タッチレス一つで安心感がかなり増す。
タッチレス水栓に加え、手を洗うときにはソープディスペンサーも併用したい。手をかざすと自動的に1回分の泡が出てくるため、本体には触れずにハンドソープ を使用できる。生活感が出ないデザインも人気を集めている要因だ。相場は大体2,000円ほど。手軽に取り入れられるアイテムと言えるだろう。ちなみに筆者がこだわりなくネットで買ったソープディスペンサーはかなり充電が面倒くさい。2段構造でソープが入っている部分が取り外せるようになっているのだが、充電コードの差し込み口は2段構造の接着面。ソープ部分を取り外さないと充電ができないのだ。側面に差し込み口をつければ良いのになぜ…… といつも疑問に思っている。安価ゆえに思わぬところで利便性が低い場合もあるため、 口コミをチェックしたり、店舗で確認したりすることをおすすめしたい。また、同時に購入するのであれば、アルコールディスペンサーもおすすめだ。最近はアルコールと同時に検温できるタイプもある。コロナ禍以前はアルコール消毒をする習慣すらなかったにも関わらず、機能の進化は止まらない。