はじめしゃちょーも3億円の豪邸を購入 YouTuberの「家購入動画」はなぜ私たちの心をつかむのか
ここ最近、人気YouTuberの間で、撮影スタジオや事務所を兼ねた新居を紹介する動画の投稿が相次いでいる。
8月2日、男女2人組YouTuberのヴァンゆん(ヴァンビ、ゆん)が公式YouTubeチャンネルに「【家賃爆上がり】貯金が無くなる覚悟で引っ越した大豪邸がマジでヤバすぎる!!【新居紹介】【ルームツアー】」と題した動画を公開した。
ヴァンゆんは、多くの人が夏休みに入ることから視聴者数の増加が見込まれる8月を迎えるにあたり、新スタジオを借りたと報告。20件ほど内見を重ねた末、最後の最後で見つけた当該物件に一目惚れし、賃貸契約を即決で結んだという。動画の中でお披露目されたのは、広々としたリビングとキッチンスタジオのような洗練された台所。すべてが白のタイルと壁紙で統一されており、白亜の豪邸といった趣だ。
ゆんが「前回のスタジオの倍くらい広い。家賃も倍です」と言うと、ヴァンビは「俺ら“追い込む”って意味で引っ越したので。頑張んないとマジで橋の下に行きます(笑)」と説いていた。今年中にチャンネル登録者数300万人達成を目標としているヴァンゆん(※9月7日時点で227万人)。YouTuberとしてさらなる高みを目指す彼らの覚悟が感じられる新居となっていた。
こうした、高級感漂うヴァンゆんの新スタジオとはまったく様相の異なる新居を披露したのが、水溜りボンドのカンタだ。
カンタは8月20日、公式チャンネル「水溜りボンド」に「【最後に重大発表あり】この家マジですごいです!!!!【新居紹介】」と題して公開した動画で新居を披露し、この物件に決めた理由の一つとして「変な間取り」であることを挙げていた。「変な間取り」と言うだけあって、迷路のように入り組んだコンクリート打ちっぱなしの廊下に、いびつで不揃いな多数の小部屋、3.5階から1階部分まで続く螺旋階段など、まるで秘密基地のような造りになっていた。遊び心溢れるこの新居を活用し、今後どんな動画を投稿してくれるのか注目したい。