テレビ番組と相性が良いYouTuberは? インフルエンサーランキングから読み解く

 ここ最近、YouTubeで活躍する動画クリエイターたちが、地上波やネットのテレビに出演するのも珍しい出来事ではなくなってきた。そこで今回は株式会社BitStarが発表した、「2021年1月~6月に活躍した動画クリエイターや動画チャンネルのランキング」をもとに、テレビと相性の良さそうなクリエイターをピックアップしてみたい。

 まずは2021年の上半期 チャンネル総再生数4億4264万で3位にランクインした6人組の人気YouTuberグループ・東海オンエアの名前は挙げておきたい。

 東海オンエアは、愛知・岡崎市を拠点に活動する、てつや、しばゆー、りょう、としみつ、ゆめまる、虫眼鏡による6人組グループだ。それぞれが非常に高いタレント性を持っていて、チャンネル登録者数は600万人を超える。若者から絶大なる支持を得ていて、岡崎市からは「観光伝道師」に任命されるなど、自治体や政府広報からも注目を集めている。

新競技「1500m牛丼」で世界新記録達成!!

 彼らは2020年にも数々のテレビ番組に出演し、大きな話題を呼んでいた。例えば、10月放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に出演した際は、グループの中で特に人気を誇る動画「新競技『1500m牛丼』で世界新記録達成!!」が番組で紹介され、これに対ししばゆーは「この映像おもしろいですか?」と率直な疑問を投げかけていた。しかしマツコは、「今、この人は核心を仰ったわよ。彼らの魅力は“おもしろい”“おもしろくない”じゃないのよ。もはや彼らがバカらしいことをやってること自体が、“見たい”という思いを抱かせてしまっているの。この人たちが銭を稼いでいるポイントはそこだと思う」と分析した。つまり、東海オンエアの存在そのものが人々を魅了する域にまで達しているということだろう。

 年末にはグループにとって初の地上波冠番組『年末最後の悪ふざけ!東海オンエア ~上京フェス2020~』が、日本テレビ系(関東ローカル)で3夜連続で放送された。関東ローカルとはいえ、年末の時期に、3夜連続の冠番組だ。この事実だけでも、東海オンエアというグループがいかに高く世間から注目されているのかがわかる。今後もテレビ番組に出演する際は大きな話題になりそうだ。

 次に2021年の上半期 チャンネル総再生数1億9965万で13位にランクインしたヒカル(Hikaru)にも注目したい。昨年は11月に特番『ぶっこみミサイル!~ホントに聞いちゃっていいの?~』(TBS系)に生出演したが、その際、MCの加藤浩次(極楽とんぼ)相手に驚きの総資産額を明かし、スタジオを騒つかせた。番組内容がきわどい質問を本人に直接ぶつけていく“ぶっこみバラエティ”だっただけに「金持ちYouTuber」として大きなインパクトを残していたが、そのほかにも注目したいのは彼の持つ天性の話術だ。

ヒカルくんに「1億円貸して」とウソの相談をした結果、とんでもない事態に…【ドッキリ】

 2021年2月11日に宮迫博之のチャンネルで公開された「ヒカルくんに「1億円貸して」とウソの相談をした結果、とんでもない事態に…【ドッキリ】」と題した動画では、宮迫が“焼肉店を開店したいと思っているので、1億円貸して欲しい”とヒカルに頼むと、ヒカルは「いいですよ」と即答した。まさかの返答に宮迫は焦っていたが、リアルに焼肉店を開きたかったヒカルは、宮迫相手にプロモーション展開を具体的に描きはじめた。アパレルブランド、脱毛サロンをはじめとした様々な事業を成功に導いてきたヒカルの話術は実に見事なもので、“焼肉屋を経営する”なんて微塵も考えていなかった宮迫がすっかり心を動かされてしまったのだ。

 かつては「炎上」のイメージがあったことは否めないヒカルだが、ここ最近は敬愛する島田紳介にならい、「日本一の偽善者を目指す」べく、小児がんと戦う子どもたちの施設にお菓子の家をプレゼントするという、ハートフルな動画も投稿している。

 『ぶっこみミサイル!』出演前には「普段はテレビのオファーきても断ってましたがなんか内容が面白そうだったのでテレビ×生放送で慣れないですがでることにしました」とTwitterで告白しているヒカルだが、逆に言えば企画内容によっては今後もテレビ出演するケースはあるはずだ。自分の中の確固たる軸と、類稀なるトーク力を持ち合わせているヒカルならば、そこでも大きな爪痕を残すことだろう。



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