東海オンエア、人気企画『寝たら即帰宅の旅』が復活 ファンを魅了し続ける理由とは?
6人組YouTuberグループの東海オンエアが誇る、人気企画『寝たら即帰宅の旅』が帰ってきた。今回で第3回を数える『寝たら即帰宅の旅』シリーズ。その名の通り、何時であろうと、どこであろうと、寝てしまったらすぐに帰宅しなければならないという非情なルールのもと、6人が旅行を楽しむ姿を追った動画だ。
寝るなんてもったいない、から始まった伝説
第1回は、2018年まで遡る。『【山奥のリゾート】2泊3日!寝たら“即帰宅”の旅!Part1』と第されたシリーズ1本目の動画は、視聴回数1739万回を突破(7月16日現在)。その概要欄には、「2泊3日の旅行って移動と睡眠時間を含めたら意外と24時間くらいしか活動してないんですよ。勿体無いと思いませんか?」と綴られている。
そう、彼らは“限られた旅行の時間を全力で楽しみたい”だけ。ならば、寝なければいい。寝てしまうくらいの覚悟なら帰ってよし。そんなバカバカしいほどシンプルで明快な言い分こそが、東海オンエアらしさなのだ。
体力を容赦なく奪っていくアクティビティも、旅のノリでついつい酒が進んでしまいそうな飲み会も、いつも通り……いや、いつも以上にハイテンションで取り組んでいく。そんな全力で楽しむ彼らを、視聴者側も全力で見届けるのが『寝たら即帰宅の旅』の醍醐味だ。
また、1人20分×3枚の「仮眠券」の存在が、体力勝負なだけではなく頭脳プレーを引き出す。1枚ずつ3回に分けて少しずつ体力を回復させるのもよし、3枚で60分しっかり眠るもよし。タイミングを見誤ると、せっかくの券をうまく使えずに終わってしまう。
さらには、この仮眠券をかけてメンバー同士で対決をすることも。仮眠券の存在がアクティビティをただの遊びから本気の勝負に変わっていくのだ。まったく、よく考えたものだ。単純ながらも、そう感心したくなるような仕掛けが散りばめられているところが、回を重ねても興味を尽きさせない。
果たして、誰が1着(最初に帰宅)になるのか!?
第1回(2018年)、第2回(2019年)と続けた結果、第3回の見どころはメンバーも視聴者も、ある意味この企画に慣れてきたところでどんな番狂わせが起こるか、だ。前回、前々回と、最初に寝てしまったのはしばゆー、最後まで寝ずに過ごしたのはりょうと、傾向が見えてきている。
そこで、今回は東海オンエアのブレーンこと、虫眼鏡が「1日目に誰か寝るとおもろいな」ということで、強めのイベントを1日目に集中させたとサブチャンネル『東海オンエアの控え室』で話していた。飲み会にはテキーラに比べると度数が少し低めのショットを80本(1人15本)用意し、ゲームをしながら飲んでいく。おのずとこれまでの成績を考慮して、りょうが狙われやすくなるのはいうまでもない。