ラファエル、やらせ封印&企画への注力で毎日投稿終了へ 「周りのYouTuberさんって大変なんだなと思った」

 時給日本一のYouTuberを自称するラファエルが突然、「【報告】7年間ありがとうございました」と題した動画を投稿し、話題を呼んでいる。

【報告】7年間ありがとうございました。

 本動画のサムネイルに映るのは、スタッフを両脇に従えて黒のスーツ姿で正座するラファエル。この構図はちょうど、2019年1月22日に、アカウントが凍結されたことを謝罪した動画の時と同じ。釣りなのか、それとも、本当の重大発表なのか。気になってクリックした人が多かったようで、再生回数は5月14日時点で63万回に達し、急上昇ランキングにもランクインしている。

 結論から言うと、この動画における「報告」は、毎日投稿を辞めるというものだった。ラファエルはYouTuberデビューして以来、ほとんど休まずに毎日配信を続けていた。ブレイク当時は過激で下世話な内容の動画が大半を占めていたが、アカウントBAN騒動以降は、「クリーンなチャンネル」を標榜。その中で、主力としていたコンテンツがドッキリだった。マネージャーに預金口座から約5000万円を抜き取られたり、盟友のYouTuber・ヒカルから家賃150万円の高級マンションをラファエル名義で借りられたりと、”金持ちキャラ”を前面に押し出したスタイルで好評を博していた。

 また、去年あたりからは“聞き間違えドッキリ”という新機軸を考案。その内容は、ラファエルからお使いを頼まれたマネージャーが聞き間違えをして、結果、語感がなんとなく似ている超高級品を買ってきてしまうというもの。これまでに、アルフォート→アルファード、スーパーカップ→スーパーカー、ボラギノール→ランボルギーニなど、会社の資金で思わぬ出費をさせられていた。「自分の動画の99%はやらせ」と公言してはばからないラファエルらしい、奇想天外な企画と言える。

『ボラギノール買ってきて』と言われたのでランボルギーニ買ってくるドッキリ【ドッキリ、ラファエル】

 しかし、最近は十八番としていたやらせを伴うドッキリ動画を封印。リアル志向にシフトしたことで、動画1本当たりの手間暇が今まで以上にかかるようになってしまったという。事実、最近投稿されたラファエルの動画を見てみると、「不眠VS絶食!100時間耐久密着!きついのはどっち?」(4月16日公開)、「飛行機VS新幹線で競走してみた!」(4月29日公開)など、明らかに労力がかかりそうな動画も散見される。

飛行機VS新幹線で競走してみた!

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