ヒカルの愛車・マセラティが生み出す“2500万円”以上の価値 「勝手に売ってみた」動画に見る高級車の新たな活用法
“金持ちYouTuber”ヒカルの所有する約2500万円相当のマセラティが、ヒカル不在の動画でも活躍している。
ヒカルは昨年、10年来の憧れであるマセラティの「マセラティ グラントゥーリズモ」を新車で購入した。その後、ドライブ動画をはじめとして多くの動画で“活躍”し、今年1月8日に公開された動画では、真っ黒だった車体を自身のトレードマークであるゴールドとブラックのツートンカラーに塗装。“金持ちYouTuber”仕様にリデザインしたが、その後1か月あまり、ヒカルのチャンネルで登場することはなかった。
そんなヒカルのマセラティをYouTubeの企画に活用したのは、ヒカルの盟友で、“時給日本一のYouTuber”を自称するラファエルだった。
ラファエルは2月7日、自身の公式チャンネルで、東京・渋谷のど真ん中に、ヒカル不在時にマネージャーから半ば強引に借りてきた金ぴかのマセラティを駐車して、女性から逆ナンされるか検証する動画を公開した。検証の結果、美女から声を掛けられLINEを聞き、さらには焼き肉を食べに行くことに成功した。
続く2月8日に公開された動画で、ラファエルは「ヒカルのマセラティを売る」と言い、懇意にしている高級輸入車専門販売店へ突撃訪問。必要書類の準備をしていなかったためいったんは引き下がったものの、諦めきれずヒカル宅へ。しかし案の定、ヒカルに断れれてしまう……というのが、この度公開されたラファエル×ヒカルのマセラティ企画の大まかな流れだ。
ラファエルは「自分の動画の99%がやらせ」と公言し、また、全ての動画概要欄に「この動画で表現されている過激な表現や言葉は台本があり登場人物は全てエキストラです。企画に基づいたコメディーなので内容を真に受けないで下さい」と明記している。ということで今回の企画も、逆ナンしてきた美女は仕込みで、高級輸入車専門販売店にも“コメディ”であることを通達済みだと考えてほぼ間違いないだろう。
とはいえ、ヒカルの一点もののマセラティが動画に登場したことは紛れもない事実。企画はやらせかもしれないが、黄金に輝く同車がその中心にあるだけで、画力(えぢから)があって見栄えする。
ヒカルはマセラティ購入直後に公開した動画で、同車のハンドルを握ってドライブしてみたものの、普段なかなか自分で運転する機会がないため、「神経を使うから疲れる」と漏らした。さらには「車って乗せてもらうもんやな」と言い、スタッフの一人に「いつでも引き継げる準備しといて」と、本気かどうか定かではないが、マセラティを譲る意向さえ示していた。