オリラジ中田敦彦 VS シバターの“プロレス”はどこが面白い? 煽り合いに隠されたリスペクトを解説

 そして4月17日、“戦い方”を暗中模索していた中田は、吹っ切れたようなアンサーを返す。シバターからのコラボ要請を却下したうえで、知的な語り口と冷静沈着なキャラをかなぐり捨てて、顔をグチャグチャに変形させながら「ねぇ? シバター、どんな気持ちー!? コラボしたそうにしてるから、企画を考えて送ってやったのに却下されて断られるのどんな気持ちー!?」「ねぇ、シバターかかって来いよ!? 来れるもんならシンガポール来てみろよ!?」と煽ったのだ。

シバターの動画にアンサーしてみた

 この豹変ぶりは、シバターが著名人やYouTuberを煽る時のやり口そのもの。シバターの流儀を踏襲することで示した中田なりの敬意なのだ。そんな自身のオマージュを披露した中田に対して、シバターは4月18日「あっちゃん、合格!(中田敦彦)」と題した動画を公開し、「一皮むけたなぁ、あっちゃんよ!」と賛辞を贈る。さらには、対決種目としてポーカーで戦うことを提案。「自分が負けるかもしれない種目ではあっちゃんは勝負しないかぁ」とまたも煽りつつも、最後は「動画面白かったです。これからもYouTube頑張ってください」と素直に評していた。

 中田は現在、シンガポールに住んでいる。物理的な距離を隔てた2人の対決が、果たしてどのような形で実現するのか。引き続き、注目していきたい。

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